美しい虚構の世界からパワーをもらったもんざです。
劇場でディズニー/ピクサーの新作アニメElementalを観ました。
炎、水、空気、樹木の精霊のような生き物が暮らす架空都市が描かれています。
主人公のEmberは炎の乙女。
もう一人の主人公Wadeは水の青年。
とある事件から2人はお互いに好意を寄せるようになります。
笑って泣けて、ドキドキもある。
見終わってほんわかと温かい気持ちになる。
老若男女を問わず家族で安心して観られるアニメでした。
Emberの声を演じたLeah Lewisが気に入ったので、彼女が出演している他の作品をチェックしてみました。
The Half of Itという作品のトレーラーを観たら、ストーリーがちょっとシラノ・ド・ベルジュラックみたい!
The Half of Itも機会があったら、観てみようと思ってます。
Leahみたいな英語が話せたらいいなぁ。
1.進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
この増補版には、あとがきが2つあり、解説もあります。
解説は著者が法学者の尾崎一郎氏(北海道大学法学部教授)に依頼されたもの。
「はじめに」から順番に読んできましたが、この解説から読むと、もっと著者の主張が明確に最初から理解できていたんだろうな。
小坂井氏の虚構論はこのような「真実」「実在」の安易な探求に陥らない。むしろ、虚構が虚構として存立していることで私達はかろうじて「現実」を把握することができ、概念や記号を用いた有意味なコミュニケーションによる社会的生を営むことができていることを、冷静に見つめる。虚構と現実は対立しない。逆に、相補的に結合している。虚構という認識枠が媒介することで現実の認識が可能になるのである
「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著) (解説 尾崎一郎)
尾崎さんは読者の代弁者の目線も合わせ持っているようです。
私が著者の論理展開で驚いた部分にも触れられていて理解が深まりました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
2.参加者(3名)
- もんざ「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
- にしやまさん「キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ」 横山 信弘 (著)すばる舎
- りんさん(選書中)
共有予定の本
人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。
<内容:アマゾン商品説明より> 「増補 責任という虚構」 (ちくま学芸文庫) 小坂井敏晶 (著)
本書では、スグできて効果が出やすい「42の方法」を紹介している。
いずれも、長年コンサルタントの現場で使い、お客様と瞬時に信頼関係を結んだり、本音を引き出したりするうえで、有用なコミュニケーションスキルをベースにしている。本書で紹介するコツを身につければ、日々の会話ストレスがグンと減ることは間違いない。
<内容:アマゾン商品説明より> 「キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ」 横山 信弘 (著)すばる舎
話がズレて「わかってないな」と思われる状態から一転して、
「わかってるね!」と言われるようになり、仕事がサクサク進み出す。
職場の人間関係が俄然良くなり、お客様から「キミには、つい本音を話しちゃうな」と言われるようになる。
さらにキーパーソンや重要な人物からも、絶大な信頼を勝ち取れるようになるはずだ。