結局リアル本を購入したもんざです。
3月に購入を迷っていた「イルカと否定神学」斎藤環(著)ですが、買いました。
想像していたよりも薄かったのでホッとしたのですが、ぱらぱらとめくって読むと最初から内容が難しくて挫折しそう。
そんな時は、がっかりせずに、とにかく全体を流し読みして、とっかかりを見つけます。
いきつ戻りつしつつ、読めるところから読んでいく予定です。
どうしても分からないところは、分かる人にきくつもりでメモをしなければ。
進捗報告
今月みなさんと共有するのはこちらです 。
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今回は第7章「ピープルパワー神話の終焉と新たな物語の誕生」から印象に残ったところを共有します。
読んでいるとフィリピンの未来がさらに不安になってきました。東南アジアの他の新興国が着実に発展しているのに比較して、フィリピンは相変わらず貧富の差が激しく、インフラ整備も遅れ、国内総生産GDPも低いまま。
引用「英国を拠点とする国際NGOオックスファムが23年1月6日に発表した報告書によると、フィリピンでは大富豪の上位9人が、国民の半数以上(5500万人相当)の富を独占している」
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引用「ボンボン(マルコス現大統領)は1957年、シニアとイメルダの間の第二子として生まれた。(略)ボンボンは10代で英国に送られ、オックスフォード大学に進学した、同大卒と称していたが、実は卒業できなかったことがその後明らかになり、学歴詐称と批判された。戒厳令下の80年、父の出身地で強固な選挙地盤である北イロコス州の副知事に無選挙で選出され、三年後に知事になった。父の悪行とは無関係、あるいは知らなかったという支持者もいるが、米国に追放された時は28歳の知事、「何も知りませんでした」「責任は一切ない」では通らないのではなかろうか」
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引用「黄色はフィリピン語で「ディラウ」という。いまドゥテルテやボンボンの支持者らは、エリート層、リベラル派、ロブレド支持者らに「ディラワン」(黄色い奴ら)というレッテルを貼り、蔑称として使っている。米国でトランプ支持者が使う「WOKE」(意識高い系、ポリコレ主義者)と似た語感である」
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国民の分断を煽る指導者は、けっこう分かりやすく要注意な感じがあります。
それにしても国が発展するには、どんな要素が必要なんでしょうね。
優秀で利他的な指導者と勤勉な国民、富を分配する機能(税制)。。。
どれが欠けても、中長期的に厳しい状況になるのは明白だよなぁ。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
参加者(3名)
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- (仮)やまぐちさん
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共有予定の本
アジアや東欧の民主化の先駆けとなったピープルパワー革命から約40年。国を追われたマルコスの息子がいまや大統領となり、独裁時代の記憶が抹消されつつある。メディア弾圧とフェイクニュースが横行する現在、フィリピンの民主主義の姿とは。現地在住のジャーナリストが長年の取材をもとに描き出す、渾身のルポ。
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命には限りがある!だからこそ1分、1秒もムダにするな!2025年1月28日、惜しまれながらこの世を去った森永卓郎が病と闘いながら書き遺した生き方の本質31!
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