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読書会までラスト9日/広義と狭義の定義

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9. 読書会(勉強会)
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助けてあげたい気持ちはあるけど困ったもんざです。

お仕事で私にヘルプを求めてくる方が2人いました。
対応しつつ、なんかモヤモヤしたんですよね。

なぜだろう?
困っている人をお手伝いするのが嫌なわけじゃないんです。

ヘルプの求め方がイマイチなんだと気づきました。

最初の人は突然、この日本語の書類を翻訳してほしい、この付せんにメモでいいから意味を英語で書いて、と依頼されました。

とりあえず今は別の仕事をしているので、後からメールで翻訳内容を送ります、とその場では伝えました。

しかし、その場で手書き翻訳して欲しいという依頼は初めてだったので、けっこう驚きました。

次の人は、代理店がきちんと対応してくれないので、どうしたら良いかとアドバイスを求められました。
話を聞く限り、おそらく依頼者(私に相談した人)があいまいな指示しか出していないので、代理店も対応できないのだろう、という残念な感じ。

あんまり長く一緒にお仕事をしたくないタイプのおふたりでしたね。。。

私も、誰かに相談したり助けを求めるときは、相手の都合を配慮したり、情報はできるだけ整理して共有しようと感じた出来事でした。

進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7

この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。

今回は、第4章「「西洋」とは何か?」から。

著者は「西洋」を2つの方法で定義します。

1.広義と2.狭義のふたつです。著者がここで使用するのは1の定義です。

★1.広義の「西洋」=ジャーナリストがイメージする「NATOの西洋」(大国に限定すると、英米仏伊独日の6か国が含まれる)「自由主義的西洋」と「権威主義的西洋」が含まれる

2.狭義の「西洋」=基準は自由主義的かつ民主主義的革命を成し遂げたかどうか(英米仏だけ)

西洋VSロシアのイメージが浮かんでしまいますが、ロシアは「権威主義的西洋」のカテゴリに分類されます。

引用「西洋の主流派の言説では、この戦争は、「西洋の自由(リベラル)民主主義」と「ロシアの専制体制」対立だとされたが、「西洋のリベラル寡頭制」と「ロシアの権威主義的民主主義」の戦いに変わるのだ」

引用「今の世界が直面している混乱の原因がロシアにないことは明らかである。国家として崩壊しつつあるウクライナを検討することで、混乱の原因はより明白となった。とはいえ、ウクライナ程度の規模の国が一国で世界中を大混乱に陥らせることもまた不可能だろう」

引用「ロシア、ウクライナ、東ヨーロッパの旧社会主義諸国以上に、この危機の原因は西洋の側にあったのだ。ロシアがこの戦争の一番の責任者だという見方を放棄することが困難であるのは認めよう。(中略)ここで述べていることは、読者に想像力を働かせること、この戦争について当然視していたことをいったん脇に置くことを求めるものである」

引用「西洋の発展の中心とその根源にあるのは、市場でも産業でもない。序章で述べたように、特殊な宗教、つまり、プロテスタンティズムである。(中略)今日、プロテスタンティズムの死は、「西洋の解体」の原因となり、情緒のない言い方をすると、「西洋の敗北」の原因となっている」

まだまだ未消化ですが、この章の内容は、今後の世界を読み解く基礎知識として、しっかりと自分の頭に叩き込んでおきたいと思っています。。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
  2. りんさん「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社 https://amzn.to/4gJRal8
  3. にしやまさん「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 https://amzn.to/4fWsmFi 
  4. じょあんなさん「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社 https://amzn.to/42kd3TA

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共有予定の本

米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は?

ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。
戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……
「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる!

「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋

死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。

「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社

「いつも時間がない」「集中力や生産性を上げたい」「限られた時間を充実したものにしたい」……時間術本としてそんな想いに120%応え、ストレートにその方法を伝授。さらに人間が持つ本来のパフォーマンスの可能性を見つめ、人生を豊かにし、レベルアップするコツが1冊で身につきます。数ある「時間管理本」の決定版を目指したのが本書。日常の生産性や充実度、幸福度を上げたいと思っている……そんなすべての人へ!

 「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 

大前研一氏推薦! “人類発祥の地「アフリカ」がいよいよ来た!” この本は、現地情報×ファクトフルネスで、30年前の頭を切り替える新感覚ビジネスパーソンの教養書です! たとえば、次のことはすべて、アフリカのファクトフルネスです!

「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社

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