だんどりが大事だなと思うもんざです。
私の2025年の目標のひとつは毎日1杯みそ汁を食べること。
実は2024年の健診で脂質代謝に異常が出ました。
パン食は気軽ですが、どうしても脂質が増えがち。
外食も高脂肪食が多くなります。
そんなわけで自炊の和食を増やすために決めた目標です。
いまのところ、継続できているのですが、コツは極力シンプルにすること。
ごはんは、レンジ用炊飯器ちびくろちゃんで1合だけ炊く。
みそ汁はマグカップに乾燥わかめと、小さい麩、長ネギ、本だし、味噌加えて熱湯で溶く。
このルーティンなら、ごはんも、みそ汁も1杯づつ食べて、さっと片づけられる。
手数を減らし、考えずに作れるだんどりをして継続するぞ!
進捗報告
今月みなさんと共有するのは、こちらです。「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。
今回は、第5章「自殺幇助による欧州の死」から。
米国とNATOが結託し、ウクライナを操り、ロシアを悪者に仕立て上げ、すでにボロボロのEUにとどめを刺すという暗い目論見が暴かれ、なんかもう、これまで信じてきたものは何だったんだろう、と思わされます。
ちょっと各国の乳幼児死亡率はチェックしておかなければいけませんね。。。
引用「ウクライナ侵攻に対してヨーロッパの人々が最初に示した反応が「恐怖」だったのは、十分に理解できる。(中略)そしてロシアの指導者たちにとっても、軍事的手段に訴えるというのは重みをもった決断だったことを私たちは理解しなければならない。ロシアを許すためではなく、それに続くロシアの決断をより正確に見積もり、彼らの将来の行動を予測するためだ」
引用「ロシアの指導者たちが断言するように、「攻撃的」な西洋世界に対してロシアは「防衛的」な戦争をしているだけなのである。これは先入観なしに地図を見るだけで明らかだ」
引用「EUは、再結束して前進するために、外敵を必要としていたのである。しかしこの楽観的な物言いは、もっと暗い真実を隠している。EUは、複雑すぎて管理不能で、文字通り修復不可能な機関であり、その制度は空回りしている。単一通貨は、内部に修復不可能な不均衡をもたらした。」
引用「EUに軍事的な自殺幇助による死を与えるという、ヨーロッパにおけるアメリカの新たな役割もまた驚きに値する。(中略)そんなアメリカは、もはやいかなる分野においても信頼できるリーダーではない。すでに1985年には、ドイツ、フランス、イタリアの乳幼児死亡率はアメリカを下回っていた。」
引用「グローバル化は、人格を欠いた方向性をもたない力ではなく、アメリカが主導し、支配している現象のことである。貨幣分野と資本の循環を検討することで、思いがけない解明の鍵を得ることができる」
引用「アメリカドルがアメリカの領土外でも国際的に用いられる通貨として台頭してきたのは1960年代以降で、大英帝国の解体に負うところが大きい」
引用「NSAによる「世界中の、とりわけアメリカ国外の少数富裕層権力者(オリガルヒ)の監視」こそが核心的問題なのだ。こうしたことに私たちの考えが至らないのは、私たちが特権階級ではないからである。(中略)少なくともNSAの優先的な標的は、アメリカの「敵国」ではなく、ヨーロッパ諸国、日本、韓国、ラテンアメリカなどアメリカの「同盟国」なのだ」NSA:米国国家安全保障局
引用「NATOという存在の無意識の部分を探ると、その軍事的、イデオロギー的、精神的メカニズムは、もはや西ヨーロッパを保護するためではなく、支配するためにあることが見えてくる」
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(5名)
- もんざ「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
- りんさん「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社 https://amzn.to/4gJRal8
- にしやまさん「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 https://amzn.to/4fWsmFi
- じょあんなさん「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社 https://amzn.to/42kd3TA
- Treeさん「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房 https://amzn.to/4hhvugb
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共有予定の本
米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は?
ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。
「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋
戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……
「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる!
死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。
「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社
「いつも時間がない」「集中力や生産性を上げたい」「限られた時間を充実したものにしたい」……時間術本としてそんな想いに120%応え、ストレートにその方法を伝授。さらに人間が持つ本来のパフォーマンスの可能性を見つめ、人生を豊かにし、レベルアップするコツが1冊で身につきます。数ある「時間管理本」の決定版を目指したのが本書。日常の生産性や充実度、幸福度を上げたいと思っている……そんなすべての人へ!
「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎
大前研一氏推薦! “人類発祥の地「アフリカ」がいよいよ来た!” この本は、現地情報×ファクトフルネスで、30年前の頭を切り替える新感覚ビジネスパーソンの教養書です! たとえば、次のことはすべて、アフリカのファクトフルネスです!
「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社
繁栄を極めたローマ帝国はなぜ滅びたのか? 産業革命がイングランドからはじまった理由とは? 共産主義が行き詰まりソ連が崩壊したのはなぜか? 韓国と北朝鮮の命運はいつから別れたのか? 近年各国で頻発する民衆デモの背景にあるものとは? なぜ世界には豊かな国と貧しい国が生まれるのか——ノーベル経済学賞にもっとも近いと目される経済学者がこの人類史上最大の謎に挑み、大論争を巻き起こした新しい国家論。
「技術革新と不平等の1000年史」ダロン・アセモグル (著), サイモン・ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)早川書房
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