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エピクロスによれば死は悪くない

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今月はこちらの本を共有する予定です。(「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン  (著), 柴田裕之 (翻訳)  文響社 )今回は、「第4講 死はなぜ悪いのか」から、面白かったところを共有しますね。

見てのとおり、エピクロスがここで何を気に病んでいるのかはあまり定かではないが、彼は死がいつ悪いのかに関する私たちの難問について考えているという解釈が可能だ。

(エピクロスの「死は取るに足りないものだ」が意味するもの 第4講 死はなぜ悪いのか) 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン  (著), 柴田裕之 (翻訳)  文響社

ここでは、古代ギリシアの哲学者エピクロスや、古代ローマの哲学者ルクレーティウスの説を取り上げて、思考を深めています。死は本人にとって悪いのか、悪くないのか。エピクロスの結論は「死は悪くない」。また、ルクレーティウスも死が私たちにとって悪いことだという主張は間違いだと考えていました。

でも、世の中のほとんどの人は「死を悪い」と感じるようです。いったい、それはなぜなのか?死は本当に悪いのか?悪いとしたら、いつの時点で、どんな理由から悪いのか?シェリー先生は、ほかのものに比べれば、剥奪説の立場が合理的であり、「死んだら人生における良いことを享受できなくなる点で悪い」と考えられると言います。私は、単純にエピクロスの説に素直に納得してたんですけども。なんでも疑ってかかる哲学的な姿勢って、脳ミソが溶けそうになるなぁ。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(7名)

  1. もんざ (主催者)  「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン  (著), 柴田裕之 (翻訳)  文響社 
  2. じょあんなさん「ツナグ」(新潮文庫) 辻村深月  (著) 
  3. りんさん「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」ケイト・マーフィ (著), 松丸 さとみ (翻訳), 篠田 真貴子 (監修)日経BP 
  4. にしやまさん「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール(ナツメ社)釘崎 清秀  (著), 伊達 洋駆  (著) 
  5. maruさん「パタゴニア」 (河出文庫) ブルース・チャトウィン (著), 芹沢真理子 (翻訳)
  6. Yoko3さん「捨てる!」技術」辰巳渚(著)宝島社新書
  7. モクソンさん 「桜の森の満開の下」坂口 安吾 (著)

共有予定の本

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イェール大学で23年連続の人気講義が、ついに日本上陸!――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか――なぜ、余命宣告をされた学生は、最後に“命をかけて”、この講義を受けたのか!? 死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著!

<内容:アマゾン商品説明より> 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン  (著), 柴田裕之 (翻訳)  文響社
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一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋> 「ツナグ」(新潮文庫) 辻村深月  (著) 
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★自分の視野を超えた知識が持て、一生の友人をつくり、孤独ではなくなる、ただひとつの方法★
・つまらないギャグを言う人は、大抵人の話を聞いていない
・友情を深めるいちばんの方法は、「いつもの会話」
・みんな「自分には先入観がない」と思いがち

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」ケイト・マーフィ (著), 松丸 さとみ (翻訳), 篠田 真貴子 (監修)日経BP
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採用の基本から、求める人材を入社に導く極意までを網羅! 採用担当者が知っておきたい知識を、基礎から応用まで、この一冊にまとめました。採用活動の一般的な流れから、担当者が持っておきたい心構え、募集・選抜・フォローで押さえておくべきポイントまで。採用に携わるすべての人に読んでほしい、採用活動の新しい教科書です。

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール(ナツメ社)釘崎 清秀  (著), 伊達 洋駆  (著) 
パタゴニア (河出文庫)
黄金の都市、マゼランが見た巨人、アメリカ人の強盗団、世界各地からの移住者たち……。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶をもとに綴られる見果てぬ夢の物語。紀行文学の新たな古典。

人はなぜ移動をするのか。マゼランが見た裸の巨人、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド、伝説の一角獣、オオナマケモノを見つけた19世紀の船乗り、世界各地からの移住者たち…。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶から綴られる、繊維かつ壮大なる旅の軌跡。不毛の大地に漂着した見果てぬ夢の物語。

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「パタゴニア」 (河出文庫) ブルース・チャトウィン (著), 芹沢真理子 (翻訳)
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収納法・整理法で解決できない悩みをいっきに解消!あふれたモノをスッキリさせる、本当に豊かな快適生活の20か条!「もったいない」で封印しない!「とりあえず、とっておく」は禁句!「“仮に”はだめ、“今”決める」から「後ろめたさのない捨て方」まで、 「捨てるという発想」の基本を具体的に教える─現代日本のバイブル!

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「捨てる!」技術」辰巳渚(著)宝島社新書
桜の森の満開の下
昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の小説。初出は「肉体」[1947(昭和22)年]。通る人々が皆「気が変になる」鈴鹿峠の桜の森。その秘密を探ろうとする荒ぶる山賊は、ある日美しい女と出会い無理やり妻とする。しかし、それが恐...

昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の小説。初出は「肉体」[1947(昭和22)年]。通る人々が皆「気が変になる」鈴鹿峠の桜の森。その秘密を探ろうとする荒ぶる山賊は、ある日美しい女と出会い無理やり妻とする。しかし、それが恐ろしくも哀しい顛末の始まりだった。奥野建男から「生涯に数少なくしか創造し得ぬ作品の一つ」と激賞された、安吾の代表的小説作品。

<内容:アマゾン商品説明より 抜粋>「桜の森の満開の下」坂口 安吾 (著)


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