9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会までラスト10日/客観的事実を曲解

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
9. 読書会(勉強会)
この記事は約5分で読めます。

例外をつくっちゃうもんざです。
ピクミンブルームという位置情報ゲームをスマホで楽しんでいます。

目的は歩数を増やして健康になること。
でもちょっと中毒気味なので、2025年はスマホで時間制限をすることを決めました。
1日30分まで!
ところがですね、一カ月も経たずに自分で決めたルールを破っちゃった。

理由は簡単で、30分では一万歩を達成できないから。
このゲームは、毎月1回必ずイベントがあります。
土日のどちらかで一万歩を達成できたら、季節のお花のデジタルバッジが手に入るというもの。

その日は、必死に一万歩を達成しようとして歩き回ります。
(普段は頑張っても6-8千歩くらい)

バッジが手に入ったから特別な魔法が使えるわけでもなく、単に収集心が満たされるだけなんですけど。
ちゃんとゲームクリエイターは、ユーザーのツボを心得ている。
1/11,12のイベント日だけ!と1時間に設定したのですが、そのあとも設定を戻すのが面倒でそのままになっていました。

最近、目の調子もイマイチなので、自分で決めたルールだし、守っていこうと思います。

進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7

この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。

今回は、第3章「東欧におけるポストモダンのロシア嫌い」から。

地政学と歴史的な理解認識が欠けていると、現在の状況が予測の範囲内なのか、奇妙のか判断できません。

偏った情報と思いこみだけで、判断すると状況を見あやまることになります。

ただ問題なのは、自分が偏った思いこみを持っていると気づけないことだったりするんですけど。。。

引用「結局、東ヨーロッパは、私たち〔西洋人〕にとって最初の「第三世界」だったのだ。ところがこの明白な事実が定式化されることはなかった。」

引用「しかしながら、第一次世界大戦終戦後、ロシア帝国、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国が解体され、「国籍」の概念が誕生(あるいは再誕生)しつつあった時期の東ヨーロッパの社会的な特徴とは、「中流階級の未発達」だったのである。これこそが、二つの世界大戦の戦間期に自由民主主義が挫折した理由なのだ」

引用「まとめよう。少なくとも第二次世界大戦は、もともと脆弱だった中流階級をさらに衰弱させた。だからこそ、ソ連の支配がなかったとしても、1945年以降も、これらの国での自発的な民主主義の出現は考えられなかったのである」(これらの国=バルト三国)

引用「私がここで提示しているのは、厳密には実証困難な歴史的な仮説だ。しかし今日起きていることに対して、合理的かつ慎重な形で自らを方向付けるにはどうしても必要な作業なのである。ウクライナの紛争が悪化する可能性がある今、東ヨーロッパを「同じような国々の集まり」あるいは「単なる付属品」として見続けている余裕などない」

「ロシア嫌い」という感情を抱く人々がいます。

著者は、ウクライナ人、ポーランド人、スウェーデン人、イギリス人、フランス人、アメリカ人などが「ロシア嫌い」の感情を原動力として行動しているから、その欠陥が明らかになると言います。

この本を読みながら、戸部良一の「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」を思い出したりしています。

客観的事実を「自己都合」で曲解しないって本当に難しいんだな。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
  2. りんさん「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社 https://amzn.to/4gJRal8
  3. にしやまさん「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 https://amzn.to/4fWsmFi 
  4. じょあんなさん「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社 https://amzn.to/42kd3TA

お申込みURL

お申込みはこちらからどうぞ。

共有予定の本

米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は?

ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。
戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……
「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる!

「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋

死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。

「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社

「いつも時間がない」「集中力や生産性を上げたい」「限られた時間を充実したものにしたい」……時間術本としてそんな想いに120%応え、ストレートにその方法を伝授。さらに人間が持つ本来のパフォーマンスの可能性を見つめ、人生を豊かにし、レベルアップするコツが1冊で身につきます。数ある「時間管理本」の決定版を目指したのが本書。日常の生産性や充実度、幸福度を上げたいと思っている……そんなすべての人へ!

 「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 

大前研一氏推薦! “人類発祥の地「アフリカ」がいよいよ来た!” この本は、現地情報×ファクトフルネスで、30年前の頭を切り替える新感覚ビジネスパーソンの教養書です! たとえば、次のことはすべて、アフリカのファクトフルネスです!

「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社

コメント

タイトルとURLをコピーしました