時間を見積もるって経験値だなと思うもんざです。
やったことのない仕事にかかる時間を見積もるのは非常に難しい。
旅行も、限られた時間内にどこで何をするのかを組み立てるには時間の見積もりが重要です。
フィリピンに居住している外国人は年一回、入国管理局(BI)で更新手続きが必要です。
手続き期間は1/1から2/28まで。
オンラインでも可能なのですが、時間もかかるし料金も高くなるので、対面のほうがスムーズ。
BIでの手続きそのものは15分程度でも、その前後に必要な時間がけっこうあるんですよね。
BIから届いたメールを読んで手続き方法に変更がないかを確認して、ウェブから事前申し込みをして等々。
交通渋滞に巻き込まれにくい曜日と時間帯を考慮してBIまで移動することも経験値が必要ですね。
とはいえ年一回しかやらないことって記憶も薄れがち。
今回はどれだけ時間がかかったのか、来年用に備忘記録を作っておこう。
進捗報告
今月みなさんと共有するのは、こちらです。「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。
この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。
今回は、第2章「ウクライナの謎」から。
ここで著者は、国際関係を合理的な立場から眺め、ウクライナが自殺行為を行っていることを読者に示します。
引用「ではなぜ、ロシアよりも平和的かつ先進的で、しかも家族構造の伝統からも自由民主主義により適していたウクライナで自由民主主義は発展しなかったのか。(中略)要するに、ウクライナの共産党幹部は、モスクワで「のし上がること」に失敗した二流の官僚たち、つまりソ連システムの中で失敗した田舎者たちだったのである」(第2章「ウクライナの謎」)
引用「ウクライナ現政権の政治全般の核心部分には、眩暈を起こさせるようなもの、自ら進んで崖っぷちへ向かうような行動があり、後先を考えず、現状を破壊しようとする衝動が感じられる。やはりここで思い浮かぶのは「ニヒリズム」という概念なのだ」(第2章「ウクライナの謎」)
引用「戦争は、ここではそれ自体が目的となり、戦争が政治を持たない国民に存在意義を与えている。つまり、ウクライナが国民国家として存在できず、安定を見出せないからこそ、終わりのない戦争が続いているのだ。」(第2章「ウクライナの謎」)
引用「しかしこの分析が特に解体するのは、「国民国家としてのウクライナ」という虚像だ。(中略)そして国家予算はもはや税金ではなく西洋からの資金援助に依存しているため、国家として地に足がついておらず、空中浮遊状態にある。(中略)市民全体を政治的に代表するものがそもそも存在していない」(第2章「ウクライナの謎」)
引用「ウクライナは自由民主主義国ではない。「西洋の自由民主主義諸国がウクライナに芽生えつつある自由民主主義を救う」などという思想ジャーナリズム的テーマは、明らかに馬鹿げたものである」(第2章「ウクライナの謎」)
そもそも国家として破綻していたウクライナが、なぜここまで「軍事的抵抗力」を持ち得たのか。
しかも、その抵抗は全くウクライナの益にならず、国民国家への道から遠ざかるばかりだというのに。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(4名)
- もんざ「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
- りんさん「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社 https://amzn.to/4gJRal8
- にしやまさん「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎 https://amzn.to/4fWsmFi
- じょあんなさん「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社 https://amzn.to/42kd3TA
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共有予定の本
米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は?
ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。
「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋
戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……
「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる!
死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。
「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社
「いつも時間がない」「集中力や生産性を上げたい」「限られた時間を充実したものにしたい」……時間術本としてそんな想いに120%応え、ストレートにその方法を伝授。さらに人間が持つ本来のパフォーマンスの可能性を見つめ、人生を豊かにし、レベルアップするコツが1冊で身につきます。数ある「時間管理本」の決定版を目指したのが本書。日常の生産性や充実度、幸福度を上げたいと思っている……そんなすべての人へ!
「ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術」望月 俊孝 (著)すばる舎
大前研一氏推薦! “人類発祥の地「アフリカ」がいよいよ来た!” この本は、現地情報×ファクトフルネスで、30年前の頭を切り替える新感覚ビジネスパーソンの教養書です! たとえば、次のことはすべて、アフリカのファクトフルネスです!
「超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 」椿 進 (著)東洋経済新報社
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