自分の機嫌をとれないもんざです。
風邪気味で体調がイマイチなので、たぶん仕事中もどんよりオーラが私の周りに漂っているはず。
こういう時こそ、意識的に笑顔を作ってみるべきなのだろうな。
フィリピン人の同僚たち(女性)は、ほとんどの人がデスクに小型の鏡を常設してるんです。
何のための常設鏡だろうかと思っていたのですが、笑顔チェックなのかもしれぬ。
私も、自分の不機嫌オーラ対策として置いてみるべきか。。。
読書会の目的
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
今回は「おそく読む「精読術」」から面白かったところを共有します。
ここで、著者はいくつかの古典を丁寧にゆっくり読み解いておくことの重要性を語っています。
それと同時に、自分が何か問題を抱えて悩んでいる場合にも、古典をじっくり読むとヒントが得られる可能性が高いといいます。
ここで、著者はいくつかの古典を丁寧にゆっくり読み解いておくことの重要性を語っています。
それと同時に、自分が何か問題を抱えて悩んでいる場合にも、古典をじっくり読むとヒントが得られる可能性が高いといいます。
はじめに「読書は旅に似ている」といいました。旅から帰ってきた人の話を聞いてごらんなさい。同じ北海道へ行っても、同じ九州へ行っても、行った人によってその印象は違うでしょう。見た人それぞれの性格が、その旅先での印象にはっきりと出ているからです。どこへ行っても、人は自分を発見します。同じように、どんな本を読んでも、人はみな自分をその中に発見するのです。」
読む側であらかじめ切実な問題を自分自身のなかに持っていて、しかも、その問題が同時に、読む本の問題であるという場合でなければ、そもそも書物をほんとうに理解することができるかどうか疑わしい
著者は、おすすめ本の例として、日本を理解するために論語と仏典や古典文学のいくつか、西洋を理解するためにプラトンと聖書を挙げています。
ただ全部をじっくり読め、というわけでもなく、自分が惹きつけられるものがあれば、この中の一冊をじっくり繰り返し読むのもありだろうと。
私はキリスト教徒ではありませんが、たしかに、聖書はとりあえず旧約も新約も、一回ぜんぶ見ておいて良かったなと思います。
そのほかの本を早く読むために、ゆっくり読む必要がある本としては、間違いなくコレですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(1名)
- もんざ
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共有予定の本
急がば回れ,古典を味わう精読術.新刊を数でこなす速読術.臨機応変,読まずにすます読書術.原書に挑み,原語に触れる解読術.新聞・雑誌の看破術.難解な本をとりこむ読破術.-書物の裏表を知りつくした著者が読書の極意を明快・軽快に指南する.読書と共にある人生のよろこびを語る面白くてためになる究極のハウツウ本.
読書術 – 岩波書店