ゆとりを作らないとなぁと思うもんざです。
ここのところ、時間が足りない日が多いのですが、そうなると、ついイライラします。
自分の思うように事が進まないと、ため息がでます。
負のループに落ちないようにするには笑うしかない。
何を見て笑おうかなぁ。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。「二つの祖国」
第一巻では、アメリカで強制収容所に入れられた日系人たちの苦悩が描かれます。
第二巻は、合衆国への忠誠を示すために、米軍に志願する日系人たちの物語になります。
ここでは主人公の兄弟たちが、フィリピンと米国で戦います。
大岡昇平の「俘虜記」もフィリピン戦を舞台に描かれていますが、二つの祖国はかなりドラマチックな構成になっています。
ドキドキハラハラする展開が盛り込まれているので、飽きません。
1980年から1983年まで週刊新潮に連載されていた小説だったことを考えると頷けます。
実際に出兵した大岡が描いた俘虜記は淡々と描かれているので、二つの祖国とはかなりトーンが違う。
そちらを先に読んでいることで、ドラマと史実を混同せずに距離をとって読めたかなと思います。
とはいえ人間ドラマは面白いです。
究極の状態で、どんな選択をすべきなのか。
身近な人が自分を理解してくれないとき、どうしたらよいのか。
この小説に答えがあるわけではないけれど、考えながら読むと楽しいです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(3名)
- もんざ「二つの祖国」山崎豊子著 新潮社
- にしやまさん『60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術』 野尻哲史(著)日経BP
- 山口さん「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」メンタリストDaiGo (著)学研プラス
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共有予定の本
著者の言葉
<内容:アマゾン商品説明より>「二つの祖国」山崎豊子著 新潮社
日系二世こそ、父祖の国日本と、母なる国アメリカの、二つの祖国の間(はざま)に迷い、
太平洋戦争勃発で最も苦悩した人々といっていいであろう。
「二つの祖国」の主人公と、その家族、最愛の女性(ひと)が遭遇したような戦争の悲劇は、
二度と繰り返されてはならないという願いをこめたこの作品は、私の“戦争と平和”であるともいえる。
(「私の“戦争と平和”「山河燃ゆ」によせて」より)
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<内容:アマゾン商品説明より>『60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術』 野尻哲史(著)日経BP
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