夏休み子ども科学電話相談に癒されているもんざです。
NHKラジオを直接聞いているわけではなく、Twitterに流れてくるエピソードを楽しんでいます。
#夏休み子ども科学電話相談
5歳のひなこちゃんが「’もふもふ’できる恐竜を教えてください」という質問をしたら、ダイナソー小林先生が「もふもふ…」と連呼しながら「シチパチとかデイノケイルスかな…」とアドバイスしているのが面白いというエピソードを読んで、どんな恐竜だろうなぁ?と思っていました。
先日、国立科学博物館に行ったら、恐竜の化石展示コーナーでシチパチの模型があって、思わず「コレ!ひなこちゃんがもふもふできるヤツだ」と、なぜか思わぬ場所で知り合いに出会ったかのように興奮してしまいました。
さて、課題です。
第8章「想像上のヒエラルキーと差別」は、階級や差別の原因は生物学的な差異に基づいているわけではなく、単なる想像上の産物なのに、サピエンスはその悪循環ループから抜けられないことが問題だという指摘がされているところです。
「たいていの社会政治学的ヒエラルキーは、論理的基盤や生物学的基盤を欠いており、偶然の出来事を神話で支えて永続させたものにほかならない。歴史を学ぶ重要な理由の一つもそこにある」(引用P.183)
人種差別や、性差別の根幹も根っこは想像上の神話に過ぎません。
恐竜ともふもふするのを想像するのと同じ力で、権力者が自己保全のために作り上げた想像上の神話も信じられてしまう。
想像力は、諸刃の剣であり、しっかりと歴史を学ぶ必要があるという認識を新たにしました。
書きこみ教科書 詳説世界史 改訂版: 世B310準拠
石井 栄二 (編集)
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実は、いま、このワークブックを使って、世界史を学びなおしています。
フェイクニュースや似非知識人に欺されないようにするためにも、バイアスのかかっていない知識を身につけられるといいなと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いいたします