9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会までラスト6日/緑豆ケーキ

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9. 読書会(勉強会)
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バインダウサインがめちゃくちゃ気に入ったもんざです。

ハノイのお土産に緑豆ケーキをいただきました。

製品名が分からずネット検索して「バインダウサイン」(Bánh đậu xanh)だと分かりました。

見た目はコンソメスープの素みたい。

お味は甘いきな粉のような感じで優しい和菓子風。

フィリピンにも似たような味と食感のお菓子(ポルボロン)があり、私はこちらも好きなんですよね。

もともとはスペインのお菓子で、本場ではアーモンドプードルが入っているそう。

フィリピンでは薄力粉とスキムミルクが一般的だそう。

それにしてもバインダウサインっていう名前は覚えにくいなぁ。

いったい、どういう意味なんだろう?と気になったのでGoogle翻訳で検索して少しスッキリ。

Bánhバイン=Green
đậuダウ=bean
xanhサイン=cake

ベトナム語の勉強にもなりました!

[【お土産に最適】ベトナムの菓子とスイーツ事情【現地で食べたい】 | ストラテ](https://www.atglobal.co.jp/strate/22140)

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 

今回は第六節「中世思想の根本問題」から興味深いところを共有します。

英国の歴史家ジョン・アクトンは「権力は腐敗する」という名言を残しています。

それ故に、この時期に哲学と呼ばれるものは真の意味において真理を求める哲学ではなくして、教会の命のままに既存の哲学的概念をもって教義の解釈・説明・理解を試みるものにすぎず、紀元八百年から千四百年の間の西洋哲学はいわゆる「神学の奴隷」に堕してしまったのである

(第二章 中世哲学 第六節 中世思想の根本問題)「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 

政治でも宗教でも、人間が大勢で集まって組織を作れば、腐敗は避けられないのでしょう。

中世における西洋哲学が本来のパワーを失ってしまったのは、巨大な力を持った教会に抗えず、飲み込まれてしまったからでしょうか。

歴史を学んだ私たちは、腐敗や劣化が当然起こることだと認識できているから、それを防止する方法ことを織り込んで、しくみを作ろうとしています。

でも、そのしくみって、常にアップデートし続けないとダメなんですよね、きっと。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

参加者6名

  1. もんざ「哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 
  2. じょあんなさん「本の読み方で学力は決まる」青春新書インテリジェンス 川島隆太著 
  3. 西山さん「逆説の日本史」井沢元彦著 小学館 
  4. maru (まる)さん「Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」イーサン・クロス (著), 鬼澤 忍 (翻訳)東洋経済新報社
  5. りんさん「選書中」
  6. 清宮さん「さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生」 (集英社文庫) 伊東 乾 (著)

参考

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哲学を歴史として体系的に把握できる名著として紹介され続けてきた作品。ギリシャ、中世、近世、現代哲学も、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論まで、なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?という問いを軸に学ぶことができる。生の哲学の樹立者にして、ノーベル文学賞も受賞したベルクソン。氏の研究でも知られる著者が遺した、通読できる哲学史の決定版!「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」佐藤優氏が復刊を熱望し続けてきた入門書、ついに甦る。※本書は1949年に勁草書房より刊行され、62年に同社より新版が出された『哲学思想史』を文庫化したものです。底本には71年の新版第8刷を使用しました。

哲学思想史 問題の展開を中心として」 (角川ソフィア文庫) 淡野 安太郎 (著) 内容(「BOOK」データベースより)
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小中学生4万人の脳解析データが実証した衝撃の「科学的事実」とは! ◎読書習慣がないと、毎日勉強しても成績は平均以下◎読み聞かせで子どもと大人の脳が変わる…ほか

「本の読み方で学力は決まる」青春新書インテリジェンス 川島隆太著 内容(「BOOK」データベースより)
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歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。第25巻では、まず西洋近代化の流れのなかで進んだ文学、国語、唱歌に関する「文化大改革」について幅広く考察する。初代文部大臣・森有礼が推し進めた「日本語を廃止し、英語を国語化する」という驚くべきアイデアはなぜ生まれ、そして闇に葬られたのか? また、明治政府が「唱歌」に込めた、隠された意図とは何だったのか?

「逆説の日本史25」井沢元彦著 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09407206 小学館公式サイト 書籍の内容より
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「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」
私たちはつねに頭のなかで、自分自身と話をしている。
 このような声は、過去から学び、未来への計画を立て、自分が何者かを知るために不可欠な、進化がもたらした人類ならではの能力だ。
 しかし、ときとして、この「頭の中のひとりごと(チャッター)」は、暴走し、私たちの思考を乗っ取ってしまう。その結果、私たちは「考えすぎ」に陥り、ストレスに飲み込まれ、集中力を失い、正しい判断ができなくなる。
 では、どうしたらこの「チャッター」を制御し、より良い人生を送ることができるのだろうか?
 世界的な心理学者が提示する、「チャッター」をコントロールするための、誰もが使える26のツール。

「Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」イーサン・クロス (著), 鬼澤 忍 (翻訳)東洋経済新報社
さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生 (集英社文庫)
なぜ、彼はサリン事件の実行犯になったのか 普通の大学生と、テロリストの分岐点はどこだったのか。地下鉄サリン事件の実行犯となった同級生の足跡を辿り、見えてきた日本の暗部とは…。第4回開高健ノンフィクション賞受賞作。(解説/田中優子)

なぜ彼は地下鉄にサリンを撤かねばならなかったのか。オウム真理教事件・豊田亨死刑囚と東大物理学科で同級生だった著者が、知を尽くし存在をかけて迫った「親友の大罪」。脳生理から性のタブーまで「7つの問い」の答えを求める彷徨の末に見たものは?真に裁かれるべきは誰なのか?第4回開高健ノンフィクション賞受賞作品。選考会騒然、評価を二分した問題作、ついに文庫化。

「さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生」 (集英社文庫) 伊東 乾 (著
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