梅干しおにぎりが突然食べたくなって驚いたもんざです。
1か月くらい滞在したら日本食が恋しくなるのかな?なんて思っていたのですが、見込みが甘すぎましたね。
とはいえ、醤油やお味噌、コシヒカリも近所で買えることが分かったし、正露丸はリトルトーキョーに行けば売っているという情報も入手したので、きっと梅干しも買えるでしょう。
それにしても、世界は本当に狭くなっているように感じます。
その地域でしか入手できないものって、まだまだたくさんあるのでしょうが、マニラはすでに日本人も一定数居住しているため、そうした人たちのニーズに合わせた食品などが輸入されています。
私自身は、何もかも簡単に手に入るよりは、ちょっと不便なくらいが面白いと感じるタイプなので、こうした状況も楽しんでいます(^^)
さて、課題です。「幼年期の終わり」ではオーヴァーロードがもたらした平和と富によって、人類にとって宗教が不要になった、という世界が描かれています。人知を超えた天災による被害などが発生すると、宗教に救いを求める人が多くなる、と何かで読んだことがあります。
そういえば遠藤周作の「沈黙」を読んだときにも、宗教の役割ってなんだろうと疑問に思ったのでした。
人は自分の力でコントロールできない巨大な運命に翻弄されると、宗教のような支えを得ることで精神の均衡を保とうとします。
著者クラークは、宗教の本来の意味を読者に考えさせる意図をもって、この作品を描いているような気がしましたが
みなさんは、どのようにお考えでしょうか。
このあたりもディスカッションできればいいなと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。