2022年もあとわずか。今月は、1月からの読書会を順番に振り返っています。
今日は2022年7月読書会のふりかえりです。
7月は、ずーーーーっと気になっていたチャペックの「山椒魚戦争」を読了できて、達成感がありました。
また初めてご参加いただいたKoichiさんから、ナイチンゲールがクリミア戦争での死因を分析して作ったグラフ(鶏頭図)の存在を教えていただきました。
彼女は19世紀半ばに、このグラフで官僚にプレゼンして陸軍病院を改善する予算を獲得した、だからグラフの分かりやすさは重要なんだよ、というお話が印象に残っています。
2022年7月読書会のふりかえり
読書プレゼンは私を含めて以下4名の皆様でした。
1. もんざ (主催者) 「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳)
・経済至上主義
・人類の欠点
・歴史から学ぶ
2. けいいちさん「定年1年目の教科書」高橋伸典著 日本能率協会マネジメントセンター
・謙虚になる
・業務委託
・ネガポジ変換
3. よしざきさん「危機の外交 岡本行夫自伝」新潮社 岡本行夫 (著)
・日本は過去、中/韓に対して加害者。
・日本は今、戦闘は行わない。
・日本を支える外交官の存在。
4. Koichiさん「データ視覚化の人類史――グラフの発明から時間と空間の可視化まで」青土社 マイケル フレンドリー (著), ハワード ウェイナー (著), 飯嶋 貴子 (翻訳)
・インフォグラフィックス(数字だけではだめ)
・フラットランドを逃れて(3次元表現)
・詩としてのグラフ(感覚を動かす表現)
皆さんからのフィードバックと感想を読んで、自分のポイントがズレていることにも気づいたり。
(情報整理に夢中になって情報を盛り込み過ぎ、相手への伝わりやすさを忘れる)
2022年7月読書会の感想/分かりやすく伝えよう(参加者からのフィードバックと感想)
「伝わるプレゼンをすること」これは2023年も引き続き課題ですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。また明日もよろしくお願いします。
2022年7月に共有された本
一商船の船長が、インドネシア方面の海中で、山椒魚に似た奇妙な動物を発見する。彼は、この動物が人になれるうえに利口なことを知って、真珠採取に利用することを思いつく。そして、この仕事の企業化を、ある実業家にもちかける。山椒魚は、まず単純な海中作業に利用されるが、やがて、人間はさまざまな技術を教え、言葉までさずけて、彼らを高度な仕事につけはじめる。知識と技術を獲得した山椒魚はいろいろな権利を主張しはじめる。そして……。痛烈なSF的諷刺によって、政治的・経済的・技術的・文化的な激動の時代を皮肉ってみせたチェコの奇才チャペックの代表作。
<内容:アマゾン商品説明より> 「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳)
定年後、どのようにすればいいか不安を抱えている人に贈る指南書です。定年後の3大リスク(お金/仕事、孤独、健康)に対し、具体的に乗り越える方法を提示します。
まず、多くのサラリーマンが選択する再雇用を選択しますが、会社と業務委託契約をして独立することで、生涯現役で活躍することができるようになります。また、人との繋がりを作る具体的方法を提示し、孤独を解消します。この一冊で定年後の不安を払拭できます!
<内容:アマゾン商品説明より> 「定年1年目の教科書」高橋伸典著 日本能率協会マネジメントセンター
外交の最前線に立ち続けた「日米同盟の巨人」が死の直前まで書き継いだ驚愕の手記。コロナ禍で命を落とした不世出の外交官は、秘録と呼ぶべき経験と日本の課題、そして真の脅威についてつぶさに書き遺していた。世界を巻き込んだ湾岸戦争、イラク戦争における外交の舞台裏。幻の普天間基地移設プラン――外務官僚の枠を超え、難題の真っ只中に自ら飛び込み続けた「特命外交官」による圧巻のノンフィクション。
<内容:アマゾン商品説明より> 「危機の外交 岡本行夫自伝」新潮社 岡本行夫 (著)
折れ線グラフや棒グラフはいつどのように生まれたのか。グラフィックコミュニケーションの爆発的な普及は、視覚的思考という認知革命によって強化されたものであることを明らかにし、データの可視化とグラフィックコミュニケーションの400年にわたる進化を、様々なストーリーとイラストで詳しく紹介する。
<内容:アマゾン商品説明より> 「データ視覚化の人類史――グラフの発明から時間と空間の可視化まで」青土社 マイケル フレンドリー (著), ハワード ウェイナー (著), 飯嶋 貴子 (翻訳)
2022年12月 参加予定(5名)
1.もんざ
2.りえさん
3.にしやまさん
4.りんさん
5.maruさん