人間の耳って、どうして違いが分かるんだろう?と思ったもんざです。ショッピングモールでお買い物をしていたら、ジャズっぽい音楽が鳴っていることに気づきました。最初は館内のBGMだと思っていたのですが、どうも生演奏っぽい。確かめたくなって音源に近づいていったら、ピアノとサックスを演奏している方たちを発見。敬老の日イベントで呼ばれたミュージシャンだったのでしょう。その場で打ち合わせをして即興で弾いているようでした。時間がなくて、1曲しか聴けず、残念でした。
ふつうに買い物に行けたり、カフェでお茶したり、ライブ演奏が聴けたりするって幸せですね。
2021年の今頃は、美容院が営業を再開したって大喜びしてたもんなぁ。。。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。 「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研 (著)
近代科学の発展の歴史も解説されているので、読んでいてお得感があります。古代ギリシアで、測量技術の進歩から幾何学が発展し、さらに数学や物理学などの分野で共通了解に到達します。
こうして近代科学は、だれもが信頼しうる合理的な知識をつくりだすことに成功した。そしてこれを応用することによって、きわめて有用な技術が生みだされていった。このような近代科学の成功は、人類の幸福な未来を約束するもののように思われた。しかし、このような近代科学によっては解決できない、つまり、共通了解をつくれないさまざまな難問もまた意識されてくることになった
(第8章 ギリシア哲学・幾何学・自然科学ーー共通了解をめぐる問題(1) 第二部 合理的な共通了解をつくりだす フッサール現象学の方法)「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研 (著)
そういえば人間は経済的に合理的な行動をとるっていう考え方も、かつて存在していたんだもんなぁ。ぜんぜん合理的じゃないのにね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ 「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研 (著)
- にしやまさん「THE HOPE 50歳はどこへ消えた?――半径3メートルの幸福論」(プレジデント社) 河合 薫 (著)
共有予定の本
哲学は、「根源的真理」を問うものではない。その最大の目的は、一人ひとりの生き方と社会のあり方をよりよくすることであり、その方法は、プラトンが描くソクラテスにはじまり、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」である。そうしてお互いが納得しうる「共通了解」をつくりだす哲学の営みは、分断が極まった現代において、人びとをつなぐ大きな可能性を秘めている。渾身の力を込めて、いま哲学の課題、目的、方法を問いなおす。
<内容:アマゾン商品説明より> 「哲学は対話する ──プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉」 (筑摩選書) 西研 (著)
50歳は、まだ人生の途上なのだ──。サラリーマンは必ず終わる。肩書は無意味になる。
<内容:アマゾン商品説明より> 「THE HOPE 50歳はどこへ消えた?――半径3メートルの幸福論」(プレジデント社) 河合 薫 (著)
だからこそ、どう生きるか。「45歳定年制なんて聞いてない」「役職定年こんなはずじゃなかった」「定年延長やめときゃよかった」必死に走り続け、気がつけば「働かないおじさん」扱い。五十にして天命を知るどころか、迷い、戸惑い、恐れている……。「サラリーマン“無理ゲー”社会」をこれからどう生きる。気鋭の健康社会学者にして、Web連載コラムがビジネスマンに大人気の著者が、最新研究の知見、直接インタビューをした約900人のビジネスマン、みずからの実体験を通して語る、まったく新しい“幸福を手にする”ための生存戦略。