体調と心拍数って、ものすごく関連してるんだな、って数値で実感するもんざです。
私はFitbit3というスマートウォッチを使って心拍数や睡眠時間などの管理をしています。使う前は、たいして期待もしていなかったのです。でも24時間つけっぱなしで、心拍データを比較してみると、何となく調子悪いな、という時に自覚的になれるという利点がありました。
私の安静時心拍数は、ここ3ヶ月の間で、もっとも低い値で48bpm、高い値で57bpmです。 BPM=一分間に心臓が拍動する回数
運動するときは、90~130bpmくらいになるのですが、体調が悪いと寝ているときも心拍数って下がらないんですよね。週末に暴飲暴食をして、お腹を壊してしまい、起きていられなくて9時間ちかく寝ていたのですが、お腹が痛いから心拍数が下がらなくて、たっぷり寝たはずなのに睡眠スコアが低くて、悲しくなりました。
胃腸に負担をかけないように、普段は節制しているのですが、たまにちょっと食べすぎると、胃炎になったりするんで、ため息がでます。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
■「愛するということ」 新訳版 Kindle版 エーリッヒ・フロム (著), 鈴木晶 (翻訳)
「現代資本主義はどんな人間を必要としているだろうか。それは、大人数で円滑に協力しあう人間、飽くことなく消費したがる人間、好みが標準化されていて、ほかからの影響を受けやすく、その行動が予測しやすい人間である。(中略)無理じいせずとも容易に操縦することができ、指導者がいなくとも道から逸れることなく、自分自身の目的がなくとも、「実行せよ」「休まずに働け」「自分の役目を果たせ」といった命令に黙々と従って働く人間である」
( 「愛するということ」 新訳版 Kindle版 エーリッヒ・フロム (著), 鈴木晶 (翻訳) (第三章 愛と現代西洋社会におけるその崩壊)
ここでフロムは、現代の資本主義社会が、どのくらい私たちの精神構造と行動に影響を与えているかを示し、その影響が、もちろん「愛」にも影響しているのだけれど、私たちは、そこに無自覚だ、という指摘をしています。引用した部分を読んだとき、これは、まさに日本人のことじゃないか、と思ってびっくりしました。結論として、自分の頭で考えることを止めて周囲に流されてしまうと、配慮、責任、尊重、知を学べず、愛にも至れないってことでしょう。
私は、「飽くことなく消費したがる人間」「好みが標準化」というところに陥らないように気を付けているつもりなのですが、命令には黙々と従って働いちゃうタイプですね。。。
さて、現在の参加予定は3名です。当日ご紹介いただく本がお決まりでしたら、こちらの投稿にコメントしていただくか、Googleドキュメントにご入力くださいね。
■参加者(3名)
1.もんざ 「愛するということ」 エーリッヒ・フロム (著)
2. にしやまさん「勝間式超コントロール思考」勝間和代(著)
3.じょあんなさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。