9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

私たちは常に酔っぱらっている

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9. 読書会(勉強会)
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純文学読書会まで、あと2日!ZOOM読書会まで残り8日!以前は、なぜあんなにお酒を飲んでいたんだろうな、と不思議になるもんざです。運動した後に飲むビールとか、めちゃくちゃ美味しいと思っていたのですが、いまは炭酸水が最高に美味しいと感じます。誰かが作り上げたお酒のイメージを脳内で味わってたんだろうな。

ソローは、いつもしらふでいたい、って書いてますね。大量生産と消費、大量流通で利益を生み出す資本主義社会の流れに強烈に抗う意見。

私は酒に酔わずに、いつもしらふでいたいのです。なぜなら酔いは、望まなくても、私たちに、さまざまに取り付きます。私の考えでは、賢者にふさわしい飲み物は水です。誰もが蘊蓄を傾けるワインは、本当に高貴な酒なのでしょうか。熱いコーヒーで希望に満ちた朝を台無しにし、紅茶で夕方をだめにするのは、おぞましいことです!お茶の誘惑に負ける、だらけた自分は見たくありません。音楽も贅沢で、酔いが強すぎると私は感じます。贅沢な酔いが、ギリシャやローマを滅ぼしました。イギリスもアメリカも、そうならないとは言えません。いずれにせよ、私たちは絶えず何かに酔っており、それなら普段呼吸している空気に酔うのが最高ではないでしょうか?

(第11章 法の上の法) ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳) 

空気と水が最高!コーヒー、紅茶、酒、音楽はすべて酔いが強すぎ!だそうです。言いたいことは分かります。最近、特定の音楽に常に酔っぱらっている私は「音楽も贅沢で。。。」の部分で、あああああ、そうよね。。。。ってなりました。みなさんは、どう思いますか。人間が作り出したもので酔っぱらって感覚を麻痺させるより自然を堪能したら、というソローの主張を。

進捗報告

第132回ZOOM読書会用に読んでいるのは、こちらです。
山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳) 

Project Gutenberg Australia Title: The War with the Newts Author: Karel Capek

一見すると「敵に塩を送る」ようでいて、実はそれって毒なのよね、というのが分かる、お酒を作戦として使ったエピソードが、山椒魚戦争の中にありました。

ぶどう酒がひどい下痢をおこさせるというので、最初のうち、これは山椒魚には不人気だった。。。しかしそのうちに、山椒魚はだんだんに飲酒にふけるようになった。。。つまりこのようにして、農業問題も山椒魚事件も、一挙に解決されたのである。緊張状態は、魔法のように消えてしまった

(第三部 山椒魚戦争)「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳) 

第三部では山椒魚と人間の対立が激化していく様子が描かれます。フランスでは、山椒魚との対立によって港湾が使用できなくなるという噂で、民衆が食料を蓄え始め、それによって物価が高騰し事態が悪化。改善策としてモンティ農相がリンゴ農家から買い上げたリンゴを海にぶちまけさせます。(山椒魚の大好物なので!!)また売上不振だったワインも政府が買い上げ、山椒魚に提供し、和解を計画したんですね。

モンティ農相の戦略、勉強になります。(それでも結局、人間は負けるわけですが。。。)

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

第132回ZOOMで読書会7/30の参加者(2名)

  1. もんざ (主催者) 「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック  (著), 樹下節 (翻訳)
  2. けいいちさん「定年1年目の教科書」高橋伸典著 日本能率協会マネジメントセンター

第12回 純文学読書会7/24の参加者(7名)

森の生活――ウォールデン――ソーロー著 神吉三郎訳(青空文庫)
森の生活(ウォールデン) ヘンリー・D・ソロー (著), 神原栄一 (翻訳)  グーテンベルク21
ウォールデン 森の生活 上 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳)  
ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳)  

  1. もんざ (主催者) 
  2. りんさん
  3. さんぽ屋さん
  4. けいいちさん
  5. iira iiraさん(Meetupからお申込み)
  6. Makiさん(Meetupからお申込み)
  7. ishikawaさん(Meetupからお申込み)

本の要約サイトFlyer(フライヤー)でこの本の要点も読めます。

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わかりやすく、見やすく蘇った『森の生活』。ヘンリー・D・ソローは、1800年代中期、ウォールデンの森の家で自然と共に2年2か月過ごし、内なる自然と外界の自然、そして人間社会を見つめて膨大な日記を記しました。その日記をもとに一冊に編み上げたのが本書です。邦訳は、古典の引用などから難解な書籍と言われていましたが、2004年に小学館から発売になった動物学者の今泉吉晴氏の訳本は、今泉氏自身が山小屋に30年暮らして、自然の側からの視点でソローの翻訳を続け、若々しく、読みやすく、示唆に富む内容になっています。今回の文庫では、さらに豊富な注釈を加筆。深く読み込みたい読者に対しても魅力ある内容となっています。新たに収録された写真と地図は、ソローの足跡(そくせき)をたどったH.グリーソンによるもの。ソローの文章と一緒に見ることで、ソローが感じていた自然を少しでも感じてほしいという訳者の意図によります。社会の産業化が進み始めた時代に、どのようにソローが自然の中を歩き、何を感じていたか。現代に生きる私たちも少しでも感じることができるのではないでしょうか。

<内容:アマゾン商品説明より>   「ウォールデン 森の生活 」小学館 ヘンリーD・ソロー (著) 今泉吉晴 (翻訳)

共有予定の本

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一商船の船長が、インドネシア方面の海中で、山椒魚に似た奇妙な動物を発見する。彼は、この動物が人になれるうえに利口なことを知って、真珠採取に利用することを思いつく。そして、この仕事の企業化を、ある実業家にもちかける。山椒魚は、まず単純な海中作業に利用されるが、やがて、人間はさまざまな技術を教え、言葉までさずけて、彼らを高度な仕事につけはじめる。知識と技術を獲得した山椒魚はいろいろな権利を主張しはじめる。そして……。痛烈なSF的諷刺によって、政治的・経済的・技術的・文化的な激動の時代を皮肉ってみせたチェコの奇才チャペックの代表作。

<内容:アマゾン商品説明より>   「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック  (著), 樹下節 (翻訳)
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<内容:アマゾン商品説明より>   「定年1年目の教科書」高橋伸典著 日本能率協会マネジメントセンター
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