純文学読書会まで、あと1日!ZOOM読書会まで残り7日!ここ数日、カルロス・ジョビンの「三月の水」に浸っているもんざです。なんでしょうね。突然、聴きたくなっちゃって。たぶんウォールデンのせいだと思うのですが。。。ソローには贅沢だって怒られるかもしれないけど。
何もせずに過ごすことこそ、最高に魅力ある、実り多い仕事に思えた日々でした。私は午前中にそっと家を抜け出して池へ急ぎ、一日の最も価値ある時間をこうして過ごすのが好きでした。私は、お金はなくとも、日の光にあたる時間と自由な夏の日々をふんだんに持つゆえに、豊かで、それらの富を惜しげもなく使いました
(第9章 池) ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳)
参考:菊地成孔 震災から5年後の3月11日に『三月の水』を捧げる
進捗報告
第132回ZOOM読書会用に読んでいるのは、こちらです。
「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳)
Project Gutenberg Australia Title: The War with the Newts Author: Karel Capek
一番最後は、作者が登場して、自分の作品に自分でツッコミを入れるという、「え?それ、アリですか?」みたいな展開になっています。でも、そこでチャペックが描きたいことが全部出せてるってことなんでしょうね。
「君、なにかね、ここでほったらかす気かね?」と、作者の心の声が口をはさんできた。「なんの話だい?」いささかあやふやな調子で、作者は反問した。
11章 作者が自問自答する(第三部 山椒魚戦争)「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳)
チャペックは、なぜか労働から離れた人類が、類としてその終わりを迎えるという暗いヴィジョンに取り憑かれ続けた
第3章 人類の臨界 チャペックの未来小説について 「分解の哲学」藤原辰史著
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
第132回ZOOMで読書会7/30の参加者(2名)
第12回 純文学読書会7/24の参加者(7名)
森の生活――ウォールデン――ソーロー著 神吉三郎訳(青空文庫)
森の生活(ウォールデン) ヘンリー・D・ソロー (著), 神原栄一 (翻訳) グーテンベルク21
ウォールデン 森の生活 上 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳)
ウォールデン 森の生活 下 (小学館文庫) ヘンリーD・ソロー (著), 今泉吉晴 (翻訳)
- もんざ (主催者)
- りんさん
- さんぽ屋さん
- けいいちさん
- iira iiraさん(Meetupからお申込み)
- Makiさん(Meetupからお申込み)
- ishikawaさん(Meetupからお申込み)
本の要約サイトFlyer(フライヤー)でこの本の要点も読めます。
わかりやすく、見やすく蘇った『森の生活』。ヘンリー・D・ソローは、1800年代中期、ウォールデンの森の家で自然と共に2年2か月過ごし、内なる自然と外界の自然、そして人間社会を見つめて膨大な日記を記しました。その日記をもとに一冊に編み上げたのが本書です。邦訳は、古典の引用などから難解な書籍と言われていましたが、2004年に小学館から発売になった動物学者の今泉吉晴氏の訳本は、今泉氏自身が山小屋に30年暮らして、自然の側からの視点でソローの翻訳を続け、若々しく、読みやすく、示唆に富む内容になっています。今回の文庫では、さらに豊富な注釈を加筆。深く読み込みたい読者に対しても魅力ある内容となっています。新たに収録された写真と地図は、ソローの足跡(そくせき)をたどったH.グリーソンによるもの。ソローの文章と一緒に見ることで、ソローが感じていた自然を少しでも感じてほしいという訳者の意図によります。社会の産業化が進み始めた時代に、どのようにソローが自然の中を歩き、何を感じていたか。現代に生きる私たちも少しでも感じることができるのではないでしょうか。
<内容:アマゾン商品説明より> 「ウォールデン 森の生活 」小学館 ヘンリーD・ソロー (著) 今泉吉晴 (翻訳)
共有予定の本
一商船の船長が、インドネシア方面の海中で、山椒魚に似た奇妙な動物を発見する。彼は、この動物が人になれるうえに利口なことを知って、真珠採取に利用することを思いつく。そして、この仕事の企業化を、ある実業家にもちかける。山椒魚は、まず単純な海中作業に利用されるが、やがて、人間はさまざまな技術を教え、言葉までさずけて、彼らを高度な仕事につけはじめる。知識と技術を獲得した山椒魚はいろいろな権利を主張しはじめる。そして……。痛烈なSF的諷刺によって、政治的・経済的・技術的・文化的な激動の時代を皮肉ってみせたチェコの奇才チャペックの代表作。
<内容:アマゾン商品説明より> 「山椒魚戦争」グーテンベルク21 Kindle版 カレル・チャペック (著), 樹下節 (翻訳)
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