8月ABD読書会の課題本は「現代経済学の直観的方法 」です。(ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)という読書形式について詳しく知りたい方はこちら)
読書会当日までに担当するパートを読み、当日参加者同士で各パートの内容をシェアすることで本1冊の内容を短時間で学び、それを元に話をすることで、学びを深めます。
8月14日(土)が読書会なので、それまでに読み終えます。kindleだと7時間15分が一般的な読了時間として表示されますが、課題本の「はじめに」でも読書時間について親切な記述があります。
経済というものが全くわからず予備知識もほとんどない(ただし読書レベルは高い)読者が、それ一冊を持っていれば、通勤通学などの間に1日あたり数十ページ分の読書をしていくだけで、1週間から10日程度で経済学の大筋をマスターできる、というものである。
「現代経済学の直観的方法」長沼伸一郎 (著) 講談社 はじめに
なぜ、経済の専門家ではない長沼氏がこの本を書いたのか、「おわりに」で詳しく知ることができました。長沼氏自身が経済を嫌がる典型的な理系世界の住人で、経済を理解していないがゆえの問題に目覚めたものの、手頃な本が一冊もなかったとのこと。
そういうことなら自分で書くしかないということで始めたのだが、当初の苦労たるや、まるで息を止めて水底に潜って使えそうなものを探して採ってくるようなもので、そういう骨の折れる作業を繰り返して、徐々に適切な方法論や表現方法を一つ一つ見つけていかねばならなかった
「現代経済学の直観的方法」長沼伸一郎 (著) 講談社 おわりに
最初と最後を読んだだけですが、確かに読みやすく面白くて、ワクワクしてきました。
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