8.2. ふりかえり Retrospective9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム

(純文学読書会)5つの物語/癒しと再生、恋愛と友情、理想と現実

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8.2. ふりかえり Retrospective
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久しぶりに純文学読書会を開催しました。今回は課題本を決めず、お好みの小説を紹介していただく形式にしましたよ。 5つの物語は、癒しと再生、恋愛と友情、理想と現実、などのテーマで描かれており、どれも興味深い内容でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第11回純文学読書会でご紹介いただいた本

さんぽ屋さん「食堂かたつむり」小川糸
じょあんなさん「かがみの孤城」辻村深月
りんさん「白蓮れんれん」林真理子
アサハラさん「友情」武者小路実篤
もんざ「華氏451度」ブラッドベリ

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募集要項

目的:お好きな小説を紹介(ノウハウ本、ビジネス書はNG)
課題本:なし
日時:2021年7月17日(土)PM6:00-7:30(JST)
場所: ZOOMオンラインミーティングシステムを利用
集合:時間になったら指定のURLをクリック
(URLはお申込みいただいた方にお知らせいたします)
予算:無料
定員:6名

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タイムテーブル

18:00~ 18:20 (3分×6名)近況報告(感動したこと)
18:20~ 19:20 (8~10分×6名)読んだ感想や意見
19:20~ 19:30 (10分)質問・意見交換

参考

小川糸による短編小説集。2011年刊行。認知症の祖母に食べさせたいかき氷、母から教わった味噌汁、中華料理店でのプロポーズなど、さまざまな料理や食卓の風景を絡めた短編小説7作を収める。

“あつあつを召し上がれ”, デジタル大辞泉プラス, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

平成時代の小説家,ミステリー作家。
昭和55年2月29日生まれ。平成16年デビュー作「冷たい校舎の時は止まる」で講談社メフィスト賞。23年「ツナグ」で吉川英治文学新人賞。24年犯罪をテーマにした短編集「鍵のない夢を見る」で直木賞。山梨県出身。千葉大卒。27年「ハケンアニメ!」が本屋大賞3位。著書はほかに「凍りのくじら」「太陽の坐る場所」「ふちなしのかがみ」「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」など。

“つじむら-みづき【辻村深月】”, 日本人名大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

林真理子による伝記小説。1994年刊行。大正時代、炭坑王の夫を持ちながら7歳下のジャーナリスト・宮崎龍介と駆け落ちした美貌の歌人・柳原白蓮の命がけの恋を描く。第8回柴田錬三郎賞受賞。

“白蓮れんれん”, デジタル大辞泉プラス, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

歌人。東京生まれ。本名宮崎あき子。伯爵柳原前光の次女。北小路資武と離婚後、1910年(明治43)東洋英和女学校卒業。九州の富豪伊藤伝右衛門と結婚し筑紫 (つくし) の女王として世の耳目を集めたが、やがて実家に戻り、1923年(大正12)年下の学生宮崎龍介と恋愛結婚、以後ともに無産者解放運動に挺身、第二次世界大戦後は平和運動と宗教的世界に関心を示した。1900年(明治33)に佐佐木信綱 (ささきのぶつな) に師事、『心の花』に作品を発表。数奇な運命に翻弄 (ほんろう) されつつ精神的な苦悶 (くもん) を激しい情熱で乗り越えようとした。歌集に『踏絵』(1915)、『幻の華』(1919)、『地平線』(1956)など。
[佐佐木幸綱] 踏絵もてためさるる日の来しごとも歌反故 (ほご) いだき立てる火の前

“柳原白蓮”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

[1885~1976]小説家・劇作家。東京の生まれ。トルストイに傾倒し、志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊。のち人道主義の実践場として「新しき村」を建設。文化勲章受章。小説「お目出たき人」「幸福者」「友情」「真理先生」、戯曲「人間万歳」など。

“むしゃのこうじ‐さねあつ【武者小路実篤】”, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

Ray Bradbury[1920―2012] アメリカのSF作家。SF専門の作家というよりは、SF的趣向を創作の媒体として利用し自己の幻想を奔放に展開するファンタジストで、SFの叙情詩人、ポーの衣鉢を継ぐ幻想文学の第一人者という評価を受けている。少年時代からの熱烈なSFファンで、1941年から専門誌に短編を発表し、1945年以降声価が高まるにつれて『コリアーズ』などの一般誌が彼の作品を掲載するようになった。1945年から1955年に至る10年間が彼の創作のもっとも充実した時期であり、この間、1947年と1948年には優れた短編に与えられるO・ヘンリー賞を2回受賞している。処女短編集『闇 (やみ) のカーニバル』の増補版『十月はたそがれの国』(1955)、叙情と幻想、郷愁と喪失感など作風の基調を確立した、代表作『火星年代記』(1950)、『刺青 (いれずみ) の男』(1953)などの短編集のほかに、長編としては未来世界における焚書 (ふんしょ) を主題にした『華氏451度』(1953)、過去と現在と未来が交錯するゴシック風の幻想小説『何かが道をやってくる』(1962)などがある。1970年代後半から1980年代にかけてはしだいに創作が少なくなり、戯曲集『火の柱』(1975)、短編集『二人がここにいる不思議』(1988)、同『瞬きよりも速く』(1996)、同『バビロン行の夜行列車』(1997)などを数えるだけであり、その間には自作『火星年代記』の舞台劇化やテレビ番組化のプロデューサーを務めた。作品にはほかに戯曲集、詩集、長編ミステリーなどもあり、著作の総数は30冊近い。

“ブラッドベリ”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2021-07-17)

開催実績

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