つい自分の手のひらを見つめてしまうもんざです。
今週末の日曜にカポエイラの昇段式があります。私自身は、今年の昇段は見送りなのですが、式の中で行う演舞で太鼓を叩きます。アゴゴというトライアングルのような楽器でもリズムを高音で刻むのです。手のひらが痛くなって豆ができるほど練習しているのですが、なかなか上達できずに歯がゆい思いです。
昨日PVに惹きつけられるという話を描きました。私たちの演舞も、時間にするとほんの4分なのです。でも、そこに10人以上の大人がスケジュールを調整して集まって、夢中でひとつの作品を作り上げようとしています。
文章にして初めて、自分がなぜ、ダンサーとミュージシャンが作り上げるPVに心が動くのか、明確になりました。私にとっての文章を書くメリットとは、曖昧な自分の思考に輪郭をつける役割を果たしています。その時に感じる「そうだったんだ」という驚きと発見があるから、文章にしておこうと考えるみたい。
このあたりの理由に関しては、個人差が大きそうですよね。みなさんが言葉の力をどんな時に感じるのか、気になります。
さて課題です。
希一さんが課題本の感想でシェアしてくださったご意見に私も同感でした。自分にとって不要だと思ったら、その文章は私も読みません。
この本の冒頭にも、同様のことが書かれていました。結局のところ、言葉の力は、もちろん必要なのだけれども、誰が話しているのか、誰が書いているのか、という点も重要になるのです。
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山田ズーニー (著)
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この本が課題図書でも良かったのにな。
ではまた明日もよろしくお願いします。