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寄付とインセンティブ

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やってみよう
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NPO法人Gift(ギフト)の小山さんにお声かけをいただいたので、Giftの活動を祝う会(オンライン)に参加させていただきました。自分はなぜ寄付をしているのかを改めて考えるきっかけになったので備忘記録を残しておきます。

なぜ寄付をするのか

小山さんは非常に面白い活動をされています。それは、日本にもっと寄付の文化を根付かせようという取り組みです。

私は小山さんが2014年9月21日(日)にメルマガを創刊されてから、ずっと彼女の活動記録を読んでいました。実際は数回しか実際にお目にかかったことはないのですが、2020年はもっと寄付をしよう、と考えたときに、真っ先に頭に浮かんだのが小山さんでした。

私が最初に寄付をしたのは、たぶん小学生の頃だと思います。
それは赤い羽根共同募金でした。
社会人になってからも、会社や街頭で寄付をしたこともあります。

でも、それらは、正直なところ、半分強制みたいなもので、自分自身の意思は入っていませんでした。
皆がするから、とか、何となくかわいそうだから、そんな感じでした。

赤い羽根:民間社会福祉事業の資金集めのための共同募金運動(毎年10月)で、募金者の胸につける羽根。広義には共同募金をさす。1928年アメリカ合衆国で用いられ始め、日本では1948年(昭和23)から用いられている。秋の季語。

“赤い羽根”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-09-07)

インセンティブはどこまで必要か

そんな気持ちに変化があって、私が積極的に寄付し始めたのは、2018年からです。転職し、海外で働くことを決め、本当に自分にとって必要なものを見極める作業をした後に、自分が人よりも多く持っているものを、循環させたり、感謝の気持ちを伝えるために、寄付が役立つという気づきがありました。

「ふるさと納税」は、寄付する人に明らかなインセンティブがあることから大人気になりましたが、ほとんどの場合、寄付を募っている団体は、それほど積極的に寄付者にどのくらいインセンティブがあるのかを上手にイメージさせることができていません。

ふるさと納税任意の地方自治体への寄付のこと。個人住民税の寄附金税制が拡充されたものであり、実際には納税ではない。どこの市町村にでも寄付をすることが可能で、寄付した額から2000円を引いた残りが税額控除される(収入や他の控除により一定の上限はある)。寄付を行った地方自治体より、各地域の特産品などの記念品を受けられることから人気を呼び、2013年には141億円となっている。ただし、ふるさと納税については「受益者負担の原則」(地域の行政サービスを受ける住民が税を負担)の点からの批判もある。

“ふるさと納税[日本経済]”, 情報・知識 imidas 2018, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-09-07)

今回、Giftの活動を祝う会に参加して改めて感じたのは、寄付を募っている団体の困難さでした。それは「寄付者がどのくらいインセンティブを感じられるか」を演出することの大変さ、とも言えます。ふるさと納税は、名産品と税額控除というモノと金という明確なインセンティブを寄付者にもたらすため、人気が出たわけですが、同じ戦略を真似できる団体は多くありません。

寄付する、という体験そのものがインセンティブを感じさせるものにする演出があれば、もっと寄付する人は増えるでしょう。わたし?私はモノもお金もいらないんです。私が寄付をすることによって得ているインセンティブは、言ってみれば、心の安らぎです。困っている人に対して何もできない、という無力感と罪悪感を、寄付することによって癒しています。

喜捨のような感覚があるのかもしれません。

喜捨(きしゃ):元来は仏教用語で、利他心およびそれに基づく行為をいう。行為の形態や意味は各宗教により異なるが、同様な行為は広くさまざまな宗教にみられ、喜捨は一つの典型的な宗教倫理行為という広義の意味に解される。未開宗教でも、弱者・困窮者の相互扶助や有力者による保護は血縁意識と宗教意識の混合した力に支えられ、広く行われている。

ヒンドゥー教では、古来、バラモン僧や出家修行者への財宝の施しは功徳(くどく)ある行為とされている。仏教の喜捨は、このヒンドゥー教の理念を受け継いだものと考えられ、財宝の施しはおもに出家僧とその教団(サンガ、僧伽(そうぎゃ))に限られている。在俗信徒にとっては、それは三宝(仏・法・僧)を護持し、かつ財への執着を離れる功徳ある行為とされ、上座部仏教では今日も盛んに行われている。

“喜捨”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-09-07)

お金への執着は絶対に止められないことを認め、それが行き過ぎないように自分を戒める意味で、喜捨するしくみを作っている宗教のようなやり方も、寄付を集める方法としては、うまく機能しているしくみじゃないかと思います。(団体によるのかもしれませんが)

どこに寄付するか

私の場合、代表者を知っているとか、関連本を読んだとか、セミナーに参加した、など何かしらの関わりがないと、寄付しよう、という気持ちになるのは難しいみたいです。実はギフトへの寄付は、衝動的な直感で決めたのですが、今回オンラインイベントに参加して、自分は正しい選択をしたな、と思えたので、とても良い経験でした。

国境なき医師団

ビッグイシュー日本

NPO法人Gift(ギフト)

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