読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会まで4日 第一部:大衆の反逆 第9章:原始性と技術

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読書会(勉強会)
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今月、私は「大衆の反逆」にチャレンジ中。今回は、第一部:大衆の反逆 「第9章:原始性と技術」 から、気になったところについてメモしておきます。

「ここで、もう一度その恐ろしい問題なるものを要約すると、文明の諸原理に関心を持たないタイプの人間が社会的指導権を掌握してしまったということである。(中略)しかし私にとっては、平均人が科学から受ける恩恵と、平均人が科学に対して寄せるーーいや、寄せないーー感謝の念との間にある不均衡こそが、最も恐るべき野蛮の兆候だと感じられるのである」

(第一部:大衆の反逆 「第9章:原始性と技術」「大衆の反逆」オルテガ著 )

「大衆の反逆」ホセ・オルテガ・イ・ガセット (著), 桑名一博 (翻訳)

その指導者を選んでいるのは大衆

第9章では、大衆が示している態度が、どのように原始的であり、問題なのかが述べられています。「文明の諸原理に関心を持たないタイプの人間が社会的指導権を掌握」という部分を読んだとき、某国のリーダーたちの顔と名前がパッと浮かんできました。

最近、日本でもコロナ対策として、イソジンの利用を推奨した知事が話題になったとか。

その地位に相応しい人たちを市民が選べなくなっているというのは、明らかにオルテガが憂いていた問題そのもの、という気がします。

参加者(6名)

  1. もんざ (主催者)「大衆の反逆」オルテガ (著)
  2. たろうさん 「アフターデジタル2 UXと自由」藤井 保文  (著)
  3. あさはらさん「こころ」夏目漱石 (著)
  4. にしやまさん「グイン・サーガ」五代ゆう(著)
  5. maru(まる)さん「世界はシステムで動く」ドネラ・H・メドウズ(著)
  6. Treeさん「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」グラント・サバティエ(著)

共有予定の本

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