驚Surpriseふとした気づきTrial&Error

濡れ髪の理由は気化熱狙い?

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
驚Surprise
この記事は約2分で読めます。

髪の毛をドライヤーで乾かさない理由が分かったもんざです。

朝の通勤で見かけるマニラの若い女性たちに対して、ずっと疑問に思っていたことがありました。なぜ濡れた髪のままで、出かけるのか、ということです。

最初は、たまたま見かけた人がそうなのか、と思っていたのですが、ざっと見た感じだと半分以上の人は濡れてます。黒髪のロングヘアが定番の人気スタイルみたいなので、乾かしていないことが一瞬で分かります。

朝は忙しいから仕方がないよな。みんな朝にシャワーを浴びるんだな。
濡れてたら気持ち悪くないかな、とか色々考えたりして、密かに疑問だったんですよ。

濡れマスクで分かった!

でもね。濡れたマスクをつけて外を歩いていたら、いつもより顔が涼しいことに気づきました。水分が蒸発するときに熱を奪ってくれるから。

ここで、ピンときました。つまりマニラの女性たちは自分の濡れた髪の毛をクーラー代わりに使っているんじゃないかと。私も、朝の通勤で会社まで10分歩いただけで汗だくになったりしますからね。

汗は、蒸発熱の放散による体温の調節があるわけですが、濡れた髪の毛も汗をかいたのと同様に体温を下げる役割を果たしている気がします。これからは、私も熱さ対策として、朝は濡れ髪にしようかな。

日本で冬にコレをやったら、アッと今に風邪をひいちゃうけど、確かにマニラなら、15分ほど外をウロウロするだけで、かなり乾きそう。

“汗”:汗の分泌量は1日600~700ccであるが、盛夏、筋肉労働や激しい運動をすると10リットルにも達する。このようなときは体外に失われる食塩もかなりの量になるので、水とともに食塩の補給も必要である。なお、熱帯地方の永住者では汗の食塩濃度がきわめて低く、また、いつも食塩濃度が高めの人は熱射病にかかりやすい。
 汗のおもな機能は、皮脂とともに皮膚の乾燥を防ぎ、その表面を正常に保つほか、とくに重要なものは蒸発熱の放散による体温の調節である。皮膚からの体熱の放散は全体の70~80%にも達する。

“汗”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, , (参照 2020-08-11)

タイトルとURLをコピーしました