オンライン英会話の先生の愚痴を聞きました。大人だけじゃなく日本の高校生も教えているんだけど、なぜ彼らは自分の意見を言ってくれないのかな?間違えてもいい、正解はないんだから、と言っても黙っているから、どうしたもんかな?って。
同調圧力(ピア・プレッシャー)
私は先生にこんなふうに伝えました。
日本は、社会からの同調圧力が強くて、一人ひとりが自分の意見を主張することよりも、他の人と同じであることを推奨される国です。そのため、日本の子どもたちは自分の意見を主張する訓練を受けておらず、個人の意見を言うことに慣れていません。その子どもたちは、そのまま大人になるわけですから、大人もディベートで自分の意見を述べるなど、苦手な人が多いと思います。
23日の日経ビジネスオンラインの河合さんのコラムを読みながら、先生にこの記事を教えてあげようかな、と考えています。示唆に富み、非常に心に残る内容で、たくさんの人に読んで考えてもらいたい内容だと思いました。
黒人差別問題から省みる日本人の「普通」地獄 | 河合薫(健康社会学者)
日経ビジネスオンライン2020年6月23日
河合さんのコラムは、日本に存在する差別の問題が、同調圧力から生じていることについて、ご自身の体験(中学生の頃、帰国子女だったことが原因で意味不明にいじめられた)も踏まえて、私たちが今後どのようにあるべきかを示してくれています。
ほかの人と見た目が違うこと、違う意見を持っていること、違う行動をすること、これら全てが日本では、ちょっとしたトラブルのもとになりかねません。
普通がいちばん、という考えがいけないのではなく、それを他者に、暗黙のうちに強要してしまう社会に問題があるんですが、その社会構造を変えるのは容易ではありません。
雑談
6/23(火)美容院に行った。3ヶ月ぶりに白髪を染めて、カットしてもらった。実はこのまま、1年放置して白髪に戻してもいいかな、ラクだし、と考えていたこともあった。でも、やはり見た目で人柄を判断されるってのは間違いなくあるので、余計なリスクを減らすためにも、ちょっと小ぎれいにしておこう、と思ったのだ。外出時のマスク着用が必須である現在、顔が半分以上隠れているから、服装や髪形、持ち物から、その人が信用できるかどうか、を無意識にジャッジされる。私は、見た目を整えるだけの時間とお金を持っていますよ、健康ですよ、そういうメッセージが、たぶん自然と醸されるはず。この国でイヤな思いや危険な目にあったことは、ほとんどないけど、やっぱり日本じゃないから、困ったときに助けてもらいやすいような工夫はしておくべきだよね。目立ちすぎない範囲で。
告知 | 検疫体制 | 開始 | 終予定 | 実際の終了 | |
3/6 | ECQ[1] | 3/17 | 4/12 | 5/15 | 原則外出不可/各地で移動制限 |
4/7 | ECQ | 4/30 | *4/30まで延長された | ||
4/24 | ECQ | 5/15 | *5/15まで延長された | ||
5/13 | MECQ[2] | 5/16 | 5/31 | 5/31 | MECQに緩和 |
5/16 | 一部規制緩和 | ショッピングモールの営業が開始 | |||
5/16 | GCQ[3] | 6/1 | 6/15 | GCQに緩和 | |
6/16 | GCQ | 6/30 | *6/30まで延長された | ||
6/16 | 一部規制緩和 | 店内の飲食許可(30%以下で) |