読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会まで4日 何が問題なのか

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読書会(勉強会)
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今月わたしは、こちらを読んでいます。今回は第10章から引用します。この章は、ブロックチェーンの問題点に焦点を当てつつ、その解決案を模索しています。

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか ドン・タプスコット (著), アレックス・タプスコット (著), 高橋 璃子  (翻訳)  

第10章 革命に立ちはだかる高い壁

銃乱射事件が起こるたびに、ライフル協会から献金を受けている政治家たちは「悪いのは銃ではない」と主張する。同じ政治家たちが、犯罪抑止のためにビットコインを取り締まるならお笑い種だ。テクノロジーはどちらの側にもつかないし、誰の味方でもない。そしてお金も一種のテクノロジーだ。誰かが銀行を襲ったとして、「お金があるから悪いんだ」と言う人はいない。ビットコインで犯罪が起こるとしたら、それはビットコインそのものよりも、ガバナンスや運用ルール、知識の普及といった要素に原因がある

(Part3.ブロックチェーンの光と闇 第10章 革命に立ちはだかる高い壁)

ホントに、この考え方は自分の中に入れとかなきゃいけないな、と思っています。すべての問題において、十分な知識がなければ判断を誤ります。

そういう意味では、新しい技術に対する知識を吸収することが困難な人たちが政治や行政に携わっちゃダメだよなぁ。百歩譲っても、自分ができないという自覚を持って、できる人を起用するとか意見をしっかり聴く耳を持つ人が政治家であってほしい。そして自分だけに利益を誘導しない人。

ブロックチェーン技術が活きる社会になるためには、権力を持つ人たちが、そういうタイプの人たちにならないと、いけないんだろうな。でもさ、いまの民主主義って、そういう人たちを選挙で選べるしくみになってない気がしません?

参考

You will not find a solution to political problems in cryptography.
Yes, but we can win a major battle in the arms race and gain a new territory of freedom for several years.
Governments are good at cutting off the heads of a centrally controlled networks like Napster, but pure P2P networks like Gnutella and Tor seem to be holding their own.
Satoshi

Bitcoin P2P e-cash paper
November 06, 2008, 08:15:40 PM

サトシ・ナカモトがビットコイン通貨を公開する前に公開した論文「ビットコイン—ピア・トゥ・ピア電子現金システム」(Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System)ですが、英語だけじゃなく、中国語、ヘブライ語、イタリア語、日本語、ロシア語、スペイン語、ベトナム語でも読めることを知りました。

どういう基準で、これらの言語を選定されたんだろ?とりあえず、日本語版を読んでみよう。たぶん半分以上、意味が分からないだろうけど。。。
The Complete Satoshi


さて。現在の読書会への参加予定は10名(満席)です。

参加者(10名)

  1. もんざ 「ブロックチェーン・レボリューション」
  2. にしやまさん「業務デザインの発想法」
  3. 木村さん「アフターコロナ 見えてきた7つのメガトレンド」
  4. じょあんなさん「見た目を磨くとすべてがうまくいく!」
  5. Treeさん
  6. Sayerさん「砂の女」 (Woman in the Dunes)
  7. Yoko3さん
  8. りんさん「女帝 小池百合子」
  9. たろうさん
  10. ちかさん「やってみよう!コーチング」

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

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