ようやく観てなるほど、と思ったもんざです。
1/9から公開されたアニメ映画The Boy and the Heron(君たちはどう生きるか)をマニラで観ました。
昨年、一時帰国していたとき、日本で観る時間が取れませんでした。
観た人から「あれは明らかにダンテの神曲がモチーフですよ」とか「自分はもう未来を託される若者側じゃなくなったんだなと思った」とか、感想を聞かされていたので、いったいどんな内容なんだろう?と気になってました。
予備知識は、吉野源三郎の本の内容とは全く関係ない、ということだけ。
たしかに神曲と同じように地獄から天国に行って現世に戻ってくる物語をアレンジされた感じはあります。
主人公が疎開先で見つけた塔の入り口に書かれていたイタリア語は地獄の門に書かれていた言葉「われを過ぎんとするものは一切の望みを捨てよ」の一部だし。
異世界で登場する門には「ワレヲ学ブ者ハ死ス」でしたけど。
気になる部分が多い映画でしたが、こちらの謎解き解説が参考になりました。
「君たちはどう生きるか」ネタバレ解説3 地獄の門、バラの謎、「我を学ぶ者は死す」と墓の主の正体 | MOJIの映画レビュー
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか 」ピョートル・フェリクス・グジバチ (著) クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
最初は、「意味という病」柄谷行人著(講談社文芸文庫)にしようと思っていたのですが、まだ未消化すぎるので、来月以降にします。
グジバチ氏の本を読んだのはkindleアンリミテッド対象本だったからですが、特に第3章「武器としてのビジネスの雑談」の内容が非常に有益だと感じました。
仕事でもプライベートでも役立ちそうなので、新年1回目の読書会で紹介するのにちょうど良いかな。どうぞお楽しみに。
参加者(2名)
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本
世界のビジネスシーンで、一流のビジネスマンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「dialogue(ダイアログ)」に近いものです。
<内容:アマゾン商品説明より>「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか 」ピョートル・フェリクス・グジバチ (著) クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
ダイアログとは、「対話」という意味ですが、単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。