ぐっすり眠れる音源をYouTubeで発見して愛用しているもんざです。
雨音や小川のせせらぎ、環境音楽っぽいものとか、さまざま試しましたが、最終的に私が落ち着いたのはカエルとコオロギの鳴き声でした。万人向けではないかもしれませんが、田舎暮らしが長かった人にとって、この音源は、癒し度がめちゃくちゃ高い。
フィリピンも地方に行けば豊かな自然を楽しめるのでしょうが、メトロ・マニラは、人口密度も高く、特に私が住んでいるところは交通量が激しい幹線道路も近いし、しかも、こちらの人は、ちょっと渋滞し始めると、すぐにクラクションを使うので、最初は騒音で苦しみましたよ。。。
マニラにきた当初の1週間ほどは、どんな耳栓を買おうかと真剣に悩んでいましたが、外から入ってくるノイズを別の音でごまかす方法を思いついてから、この問題は解決できました。人間の耳って、けっこう適応力ありますよね。
カフェ・ミュージックとか、勉強用、睡眠用など、いろいろYouTubeにあったので、お気に入りのものをいくつかダウンロードしておき、オフラインでも使える設定にしてiPadに保存しています。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
■「ソロモンの指環 動物行動学入門」 Kindle版コンラート ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳)
「鳥好きの初心者にたいしては、野外では甘くやさしく聞こえる鳥の声の大きさを過小評価せぬようにと、いくら注意してもしすぎるということはない。クロウタドリやナイチンゲールのオスが部屋の中で元気よく鳴きだすと、窓ガラスはビリビリふるえ、テーブルの上のコーヒーカップは軽くおどりだす。」
「ソロモンの指環 動物行動学入門」 コンラート・ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳) (第8章 なにを飼ったらいいか!」)
どちらの鳥もヨーロッパが生息地で、日本では珍しいのですが、検索したら、YouTubeで鳴き声を聴くことができました。確かにどちらも美しい鳴き声!と感心していたのですが、ふと、日本で美しい鳴き声の鳥といえば、ウグイス!なので、そちらも検索してみました。ホーホケキョという鳴き声を聴き、この鳴き声は耳に馴染むよなぁと思いつつ、Wikipediaを読んでいたら、江戸時代にウグイスの飼育が流行していたとの記述があり、驚きました。
ウグイスに間違えられるというメジロのWikipedia項目では、鳥獣保護法で規制が強化されているにも関わらず、野鳥が乱獲されていること、海外から亜種が輸入され、不要になった鳥は国内で放されたり、殺されたりするため、種の交雑や倫理的な問題も懸念されているとのこと。
2017年2月に、1日狩猟体験に参加したとき、講習を受けたのですが、日本では原則的に野鳥や野生動物の捕獲は禁止されているということを学びました。でも、農園を荒らす害獣を駆逐するという目的であれば、許可を得て資格を持った人が捕獲することは可能なのです。
■新人ハンターを育成しながら ミカン園をヒヨドリから守る!
■Good Hunting イベント
指導してくださった虎谷さんは、日本の猟師は高齢化が進んでおり、猟師になる若者が減っていることを懸念されていました。生態系のバランスを保つためには、鳥にしろ、獣にしろ、一定数を保つ必要があるんですよね。
野生動物が増えすぎても、減りすぎても、どこかしらに異変が起こってくるので、生態系の頂点にいる人間は、もうちょっと真剣に考えないといけない気がします。とはいっても、私は、生態系の頂点にいる人間の数が爆発的に増えすぎなのが、一番問題なんじゃないか、って思ってるんですけど。 (ユヴァル・ノア・ハラリが「サピエンス全史」とか「ホモ・デウス」で書いていたように思います)
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。