書類を道にばら撒いちゃったお姉さんを助けてあげられてホッとしたもんざです。
私は、時間的にも、精神的にもゆとりがないと、困っている人を見ても親切にしてあげられません。
そして、親切にしたいと思っても、近づいてくるタイプの物乞いの人にお金をあげるのは、ためらってしまってできません。
道で書類を落とした、とか、こういうシンプルに困っている人だと、何にも考えずにサクッと手助けできます。考え始めると、ちょっとした親切をするのも難しくなっちゃうんですよね。気軽に行動できると、私は今のところ、ゆとりがあるんだな、と自覚もできるので、うれしいのかもしれません。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
■「ソロモンの指環 動物行動学入門」 Kindle版コンラート ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳)
作者が野生動物のボランティア獣医のような役割も果たしていたことが分かる部分があり、彼の観察研究が地域社会と結びついていた様子がうかがえます。
「村のわんぱく連中がかわいそうな動物の子をもってきたら、私は原則としてかならず買いとることにしていたのだ。いくぶんはあわれみの気持ちからだったが、そういうふうにしてもってこられた動物の中には、ときにはほんとうに珍しいものもまざっていることがあるからでもあった」
「ソロモンの指環 動物行動学入門」 コンラート・ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳) (第6章「ソロモンの指輪」)
この部分を読んで、動物王国のムツゴロウ(畑正憲)さんを思い出し、思わず検索してしまいました。ムツゴロウさんは現在84歳ですが、講演活動をされており、現役ですね。すごい!
ちなみにローレンツ博士は86歳でなくなっています。(生1903-没1989)好きなことを死ぬまで追求できる生き方ができるって幸福なことじゃないでしょうか。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。