9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム

読書会まで9日 飲酒は0がベスト

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9. 読書会(勉強会)
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お酒をすっかり飲まなくなっているもんざです。
先日、「飲酒は少量でも死亡リスクが高まる」という調査結果が世界的に権威のあるLAMCETという医学雑誌に掲載され、大きなニュースになったという日経ビジネスの記事を読みました。

■「酒は百薬の長」のはずでは? 少量でもNGの最新事情 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/120300068/?n_cid=nbponb_twbn

お酒メーカーは、こういう研究結果をどのように考えるんでしょうね。
いつの頃からか、言い訳のようにCMやパッケージデザインに「お酒は20歳になってから」とか「飲み過ぎに注意」というような文言が書きこまれるようになっていますが、最終的には飲む人の自己責任ってことです。

年末年始など、日本ではお酒を飲む機会が増えますが、マニラでは意外とお酒を飲んでいる人が少ない印象です。
私の周囲で見かける人々に限られるので、めちゃくちゃ範囲は狭いんですけど、だいたい理由は分かりました。

だってお酒を飲み過ぎると注意力が下がるし、無事に自宅まで帰るのに、危険度が上がりますよね。
東京のサラリーマンが、べろんべろんに酔っぱらって駅や電車で寝られるほど、日本は治安が良いってことなんだ、と納得したわけです。
(そこまで酔っぱらうことが幸せだとは思えませんが。。。)

そして興味深い記事を見つけました。
「大酒飲みだったけど禁酒した作家(町田康)」と「お酒もタバコもNGな作家(武田砂鉄)」との対談です。

■酒が飲めない人には理解しがたい酒飲みの発想 乗り越えるべき人生の問題が詰まっている | リーダーシップ・教養・資格・スキル – 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/317514 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiさんから

■酒をやめた「大酒飲み」から見えた衝動の抑え方 自分への報酬も怒りの感情も消えてはいない | リーダーシップ・教養・資格・スキル – 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/317516 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiさんから

私は、町田康さんの意見に共感しながら読みました。
面白いかったのは、お酒を飲まない武田砂鉄さんの自分へのご褒美が「柿の種」だというところ。

執筆で行き詰まったときに効果を発揮するんですって。
とっても良く分かります。

面倒なことを先に進めるためには、中毒性は低いけれど、自分が本当に好きな食べ物とか、イベントなどをいくつか選択肢として確保しておくんですよね。
私は最近だと、食べ物ならアイスクリーム、イベントだと友人と会うことかなぁ。

皆さんは何を自分へのご褒美にされているのでしょうか。

さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
■「ソロモンの指環 動物行動学入門」 Kindle版コンラート ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳)

Amazon.co.jp

この本のなかで、動物が感じる衝動は本能によるもので、それは避けられないものと書かれています。それを封じ込めるようにしか飼えないなら、それは許されないこと、と作者は激しく論じています。

「全動物の中でもっとも人間に近いこれらの動物の健康維持には、精神衛生が肉体的衛生と少なくともおなじくらい重要であることがわかる。シェーンブルンの動物園でみられるように、類人猿を一匹だけ小さな檻に監禁して飼うことは、法律で禁止すべき残酷な行為だ」

「ソロモンの指環 動物行動学入門」 コンラート・ローレンツ (著), 日高 敏隆 (翻訳)

人間は自分の精神衛生を健康に保つために、お酒やタバコを使うのだ、という人もいますね。
私は、それを全て否定しません。

たくさん飲む必要はありませんが、私もときどき、美味しいお酒に癒されることも確かにありますから。
でも、やっぱり、より良く生きたいと思う場合には、深く考えることを麻痺させてしまう中毒性の高いものは摂取しつづけると、あとでしっぺ返しがくる気がして、怖いですね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

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