この人はめちゃくちゃ勇気があるな、と感心したもんざです。
明日土曜のABD読書会でマッキンタイアの「エビデンスを嫌う人たち」を読みます。
この本は、科学を信じず、自分の見たいものしか見ない人たちがどのような思考をするのかについて、また、そういう人たちを説得できるかどうかについて書かれた本です。
陰謀論を信じたり、気候変動を否定したり、ワクチンを否定したり、地球は平らだと言い張ったり。。。
そんな人たちは笑って無視しておけば良いのでしょうか?
いいえ。だめです。
著者は科学否定論者が社会にどんな悪影響を及ぼすのかを私たちに教えてくれます。
著者は、フラットアーサー(地球が平らだと信じてそれを布教している団体)の集会に潜入するんですよ。
読んでいると冗談みたいで笑える部分も多いのですが、実際に自分がその状況になると考えると怖い。
というか、アメリカでそんな団体が拡大して力を持っていることが、まず怖かったです。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」」木部 智之 (著)
今回は、第4章「リスタートを切る人心掌握術、ルール変えのポイント」から面白かったところを共有します。
著者はリーダーとして炎上プロジェクトに配属されるのですが、プロジェクトの内外から足を引っ張られることについての対応策も読者にアドバイスしています。
プロジェクトの問題を解決するために再計画を説明すると「本当にできるの?」という無意味な質問が、お客様だけでなく、社内の上位マネジメントから出てくることも多いのだとか。
「できるかどうかはわかりません」とでも答えようものなら、分析が甘いのではないか、再計画が甘いのではないか、と集中砲火を浴びて、余計な宿題をもらってしまいます。この無意味な質問を食らった時、私は、「できます」とも「できません」とも「わかりません」とも答えません
さて、著者は何と答えるのでしょうか?
「原因は〇〇なので、このような再計画に沿ってプロジェクトの火消しを進めます。リスクは、〇〇と〇〇です」というように答えることにしています。
この回答方法は、応用が利きそうですよね。
より良い結果を求めるときには、どんな質問をすべきかについても学びになりました。
YES、NOで相手を追い詰めるような質問をするメリットが本当にあるのか、逆効果にならないかを考えるべきですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
お申込みURL
文京区でのリアル開催ですが、ご都合の良い方はぜひご参加ください。
お申込みはこちらからどうぞ。
参加予定(8名)
- もんざ「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」」木部 智之 (著) KADOKAWA
- りんさん「ハーバード・ビジネススクール“クリステンセン”教授の「イノベーションのジレンマ」入門」グローバルタスクフォース著 PHP研究所
- Yoko3さん「SECOND BRAIN(セカンドブレイン) 時間に追われない「知的生産術」」ティアゴ・フォーテ (著), 春川 由香 (翻訳)
- さんぽ屋さん「あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方 」佐藤 舞(サトマイ) (著) KADOKAWA
- りんりんさん「選書中」
- あこさん「選書中」
- カオルーンさん「選書中」
- (仮)ノリさん「選書中」
共有予定の本
数々の炎上プロジェクトを解決、ゴールに導いてきた著者が、プロジェクトのトラブルを解決(防止)する方法を事細かに伝授する。
<内容:Amazon 書誌情報より> 「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」」木部 智之 (著) KADOKAWA
著者自身がこの本に書いた手法でIBM史上最大級のトラブルプロジェクトを解決したこともある「実践の書」だ。
準備→状況把握→原因特定とリカバリプラン策定→リスタートを切る→リカバリ遂行→クロージング という流れに沿って、プロジェクト上で起きるあらゆる落とし穴をカバーする。
加えて、メンバーモチベーションの管理および、リーダー自身のためになるリーダーシップとメンタリティについても解説。
「ずっと使える100の質問」の作り方、1人決断タイム、犯人活用法、正しいバッファーの置き方、チームのルール作り、オフィス改善のコツなど、超具体的な手法が満載!
プロジェクトマネジャー初心者、何かとトラブルが起きがちなチームリーダー、既に何度も炎上プロジェクトを任されたことのある人まで、学びのある1冊。
本書は以下のような方に最適です
<内容:Amazon 書誌情報より> 「ハーバード・ビジネススクール“クリステンセン”教授の「イノベーションのジレンマ」入門」グローバルタスクフォース著 PHP研究所
◎『イノベーションのジレンマ』を読んだことのない方、または読んだが把握に自信がない方
◎『イノベーションのジレンマ』は把握しているが、『イノベーションへの解』や『イノベーションの最終解』については十分理解していない、または繋がりがわからない方
◎クリステンセンの三部作は読んだが、関連するイノベーション理論や組織行動論、不確実な世界における戦略論などとの結びつきが不明な方
あなたが自分の頭脳の外に構築する「第2の脳(セカンドブレイン)」。
必要な情報をすべて蓄えておく巨大な「知の集合体」だ。本書を読むと得られるスキルは…
◎煩雑でムダなデジタルワークから解放され、
もっとも重要な情報に効率よくアクセスできる。◎目標がクリアになり、
最短で成果を出せるようになる◎よけいな仕事に時間を取られなくなり、
人生でもっとも大切なことに集中できる◎広大な「知の倉庫」から
一瞬で情報を取り出すことができ、
誰にも真似できないアイデアを創造できるこれは、日々垂れ流される大量の情報に殺されそうになっている現代人のための、
<内容:Amazon 書誌情報より> 「SECOND BRAIN(セカンドブレイン) 時間に追われない「知的生産術」」ティアゴ・フォーテ (著), 春川 由香 (翻訳)
まったく新しい思考の整理術である。
「なぜ大人になると時間が加速して感じるのか」の最終結論
第1章 「人生の浪費」の正体を暴く
<内容:Amazon 書誌情報より> 「あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方 」佐藤 舞(サトマイ) (著) KADOKAWA
第2章 人生の「3つの理(死・孤独・責任)」と向き合う
第3章 自分の「本心」を掘り下げる
第4章 本心に従って行動する