もう1週間早く帰国してたら、このマツタケが食べられたのか。。。と思うもんざです。
LINEで家族グループを作っていて情報共有をしているのですが、島根に住む母方の従兄から、山でマツタケが取れたから宅急便で富山に送るよ、と驚愕の画像が届いていました。冷凍もできるけど、味は格段に落ちると従兄は書いていましたが、そりゃ、そうでしょうね。旬のものは旬の時期に食べちゃうのが一番です。
私は、マニラでシイタケやえのきだけを焼いて醤油で食べるだけでも、超しあわせになれるのですが、こんな天然もののマツタケの土瓶蒸しなんか食べたら鼻血でちゃいそうだなぁ。帰国したら、この巨大マツタケを食べた感想を父母に語ってもらうつもりです。
でも「香り松茸、味しめじ」っていう言葉があるくらいですから、味はしめじの方が美味しいって評価なんだろうけど、めったに採れないぞっていう希少性が思い切りバイアスかけてくる気がしません?希少性と価格が、味覚と志向に与える影響って誰か研究してないのかな。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
「全3巻 罪と罰 (光文社古典新訳文庫) Kindle版」ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳)
(第1巻はkindleアンリミテッドの対象ですよ)
第2巻を読み終わり、第3巻の20%まで読みました。 ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」では、主要な登場人物の一人がロシア料理が上手だという設定だったし、教会での食事会の場面もあり、美味しそうな高級料理の描写があったのですが、「罪と罰」では、そういった場面がないので、残念ながら美味しそうなロシアの食べ物が出てこないんですよね。
せいぜい、黒パンとビール、ウォッカとかで、しかも、あんまり美味しくなさそう。そういう意味では「カラマーゾフの兄弟」の方がロシアの食文化を知ることができますね。こんな記事 (ドストエフスキー風な食卓 – ロシア・ビヨンド) も見つけました。この記事を読むと、ドストエフスキーは食道楽だったみたいですけど。 それでも、「罪と罰」で、まったく美味しそうな食事の場面がないわけでもなくて、 ある事件が起こる法事の場面は、こんな感じでした。
「食べもののほうは、法事用の飯のほか、三品ないし四品はあった(ちなみにクレープもあった)。これらはみな、リッペヴェフゼリ夫人の台所から運ばれてきたもので、しかも食後に出すお茶とパンチをそなえ、サモワールが二台も用意されていた」
「罪と罰」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版」ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳) 第3巻第5部2章
湯沸かし器サモワールの描写は、どちらの作品でも出てくるのですが、ロシア旅行社さんの公式FBで紹介されていて、おお!これか!ってなりました。 現在では、ロシアの伝統的なティーセレモニーで使われるくらいで、実生活では使われなくなっているようです。
ドストエフスキー関連情報を調べていると、少しでもロシア語が分かったほうが良さそうだな、って気になりますね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。