あれ、四コマ漫画じゃなくて三コマ漫画なんだ?と思ったもんざです。コンビニで新聞を買ってエンターテインメント欄を見ていたら、漫画のコーナーがあったのです。 数えてみたら、1~4コマの漫画が14作品ほど掲載されていました。 (1コマ1個、2コマ2個、3コマ9個、4コマ2個)
この新聞(Manila Bulletin)ほかの記事は全て英語なのですが、漫画はタガログ語が11作品、英語が3作品でした。
イラストで何となく雰囲気が分かるものもあれば、文字が読めないと全くチンプンカンプンなものもあります。
ただ、文字が読めても、笑いはやはり共通の文化がないと理解が難しいんですよね。文字での説明が少なくなるほど、難易度があがります。 親子、夫婦、恋人、上司と部下などの設定だったら、ある程度は想像できるんですけど、そこに宗教的な要素や政治・時事ネタが絡むと、お手上げです。
さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。
「全3巻 罪と罰 (光文社古典新訳文庫) Kindle版」ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳)
(第1巻はkindleアンリミテッドの対象ですよ)
美容院に行ったので、その間中ずっと、罪と罰を読んでいて、第2巻の71%まで来ました。
そのうち出てくるだろうな、と思っていたら、やはり聖書からの引用がありました。
新約聖書のヨハネによる福音書、第11章1節から19節までを、ソーニャが主人公のために朗読するという場面があります。
※ソーニャ(主人公が葬儀代を寄付した貧しい男の娘)
「ねじれた燭台に載っている燃えさしのろうそくは、もうだいぶ前から燃えつきようとして、奇縁によってこのみすぼらしい部屋につどい、永遠の書と向かいあう殺人者と娼婦をぼんやり照らしだしていた。」
「罪と罰」 (光文社古典新訳文庫) Kindle版」ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳) 第2巻第4部4章
10月12日(土)のデンマーク映画祭で、1954年に制作されたOrdet(デンマーク語で「言葉」)という作品を見たことを、10/14付けのカウントダウンコラムで少し書いたのですが、あの作品は登場人物の一人がヨハネスでしたし、「ヨハネによる福音書」が作品のモチーフになっていました。
「ヨハネによる福音書」は、「罪と罰」の3巻を読み始める前に再読したほうが良さそうですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。