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読書会まで12日 生まれて何日目?

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9. 読書会(勉強会)
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面白いライフログ方法を知ったもんざです。
マイケル・コルゾニックさんによる「ミニマリストジャーナリング」です。


一日に一個の正方形を書くだけ。簡単だけれど、効果的だ、とマイケルはいいます。
私は、紹介されている記事の最上段に表示されたイラストに惹きつけられました。
15個の正方形と書き込まれている文字や数字が暗号みたいなのも面白いです。

生まれてから何日目か
・起床と就寝の時間
・食べたもの
・運動の種類
・トイレの回数
・どこに行ったか

などなど、彼が記録しておきたいと考える22項目がひとつの正方形に記されています。
マイケルは、アプリなんか使わなくても、ペンと紙だけあれば、毎日5分で記録が継続できるんですよね。
本当のミニマリストだなーと思いました。
私も色々試しましたが、やはり紙に手書きが最も自分に合っているようです。
マイケルの方法を少しだけ真似て、自分のシステムに取り入れてみようと考えています。

さて、課題です。
わたしは、こちらを読みました。

■「強く生きるために読む古典」 (集英社新書) 岡敦 (著)

第1章はマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」のレビューです。岡さんのレビューには、こう書かれています。

プルーストの「事件」論、幸福論を知るには、結末だけを読んだり、全体をとばし読みしたりするよりは、第一章「スワン家のほうへ」の第一部「コンブレー」だけでもゆっくり味わい、いわば「事件として読む」ほうがいい

「強く生きるために読む古典」 (集英社新書) 岡敦 (著)

この言葉を読んで「そうか。それでいいのか」と肩の力が抜けました。この作品は、文学の歴史を変えた超大作、という確固とした評価があるため、生半可な気持ちで手を出したら後悔しそうだと身構えていたのです。でも、光文社の新訳kindle版のサンプルをダウロードして読み始めたら、めちゃくちゃ面白いんですよ。
■失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~ (光文社古典新訳文庫) Kindle版プルースト  (著), 高遠 弘美 (翻訳)

訳者の高橋さんが「まえがき」で書いていたんです。現代の読者にも出版された当時(1913年)と同じように、何の予備知識もなく手に取って、ぐいぐいと物語にのめり込む体験をして欲しいから、そのように訳した、と。
冒頭の数ページを読むだけでも、まさに、そういう体験ができました。この物語を知る前と後では、自分が生きている世界に対する感じ方や日々の出来事の捉え方が変わるでしょうね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

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