文化はこうやって変化していくのか、と不思議な気持ちになったもんざです。
「Shutup & Write」という、強制的に2時間集中して、なんでも自分の好きなことを執筆するというイベントを見つけたので、開催日に予定がなくて、行けそうな場所だったら、参加申し込みをすることにしています。今回は初めて行くカフェでしたが、お店のコンセプトがアニメを中心にした日本文化のようで、壁面いっぱいに書かれたアニメ主人公たちのイラストや飾られたアニメフィギュアなど、まるで秋葉原のお店かと思いました。
Y Cafe
https://www.facebook.com/ycafeph/
でもお客さんが入ってくると、店員さんがいっせいに「Good Afternoon, TOMODACHI~~~!!」と威勢よく掛け声をかけるし、メニューも何だか良く分からない日本語がつけられているので、ちがう意味で異国情緒があります。Judokatsu,Twisted Aikido,Okinawa Curry, Beeffy Sumo,Gundam’N Chicken とか名前からどんな料理が出てくるかほとんど想像できないので、私は自分が知っているフィリピン料理を注文しちゃいました。
しかし良く考えるとせっかくの機会だから、話のネタに「ガンダム&チキン」を注文して「どこがガンダムなのか」を検証してみるべきでしたね。日本も中国やアメリカや諸外国から食文化を含めて色々なものを輸入して独自のアレンジを加えているわけですが、どこの国でも、こうやって価値観が混ざって新しいものが生み出されていくんだろうなぁと、日本人からすると奇妙なメニュー名を見ながら考えていました。
では、課題です。私は「The Communist Manifesto」(Friedrich Engels, Karl Marx)を読んでいます。
読み始めたのは良いのですが、「そういえば、2017年5月にCouseraで受講した”Classical Sociological Theory”(アムステルダム大学)の中でもマルクスを学んだよな?」と思い出して、それをおさらいしてたら、本編がなかなか進みません。でも、古典は当時の歴史的な状況など基礎的な知識を得てから読まないと誤読に繋がる危険性がある、と佐藤優さんの講義で教わったので、19世紀半ば頃の出来事なども「世界一五大哲学」で改めて読み直していました。
講座内で、アムステルダム大学のBart van Heerikhuizen教授が、なぜマルクスの理論を現代の私たちが学ぶ必要があるのかという解説をしているのです。自国の問題についてだけ考えるという狭い視点ではなく、世界的な問題を考える時に、貧困と搾取に苦しむ労働者の問題をいかに解決するか、という視点で練られたマルクス主義を学ぶことは意義がある、と先生は言いました。なぜなら世界レベルで自らの権利を巡って争う人たちはいまも存在しています。
先日学んだ交渉学でも、ストライキなどの労働交渉の事例が少しだけ出てきたのですが、もう忘れちゃってるので、おさらいしなければ(汗)
一度学んだはずなのに、おさらいしてみると、まったく自分の知識として身についていなくて、愕然とします。でもやらないといつまで経っても変わらないから、漆塗りのように何度も知識を重ねて、積み重ねるしかないですね。
さて、Yoko3さんからお申込みがあり、現在の参加予定は2名です。
■参加者(2名)
1.もんざ
2.Yoko3さん
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。
カフェラテ130ペソ+サービスチャージ11.61ペソ=141.61ペソ(約283円)クリーミーで美味しかったのですが、コーヒーの温度がぬるくてビックリ。私は基本的にブラックコーヒー好きで、今回たまたまカフェラテを注文してみたから良く分からないんだけど、これはぬるいのが普通なのかな。猫舌さん向け。 Chicken Sisig 230ペソ+extra rice 30ペソ+サービスチャージ23.22ペソ=283.22ペソ(約566円)
緑色の野菜はネギではなく唐辛子。鶏肉はマヨネーズベースっぽい濃いめの味付けで白飯にぴったりで美味しかったけど、ちょっと辛め。私はギリギリ食べられました。辛いのがとても苦手な人は、ここのチキンシシグはダメかも。私が普段行くお店だと、辛味は自分でアレンジできる仕様になっているので、ここもそういう風になってればな、と思いました。しかもメニューには「辛い」表示がなかったんですよね。「辛い」表示のついていたメニューってどんだけ辛いんだろう。。。