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18/10/19(金)読書会まで4日

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ある医師が2020年オリンピックに絡んで日本政府も「やりがい搾取」がデフォルト?とツイートしており、課題本のキーワードと繋がったもんざです。

その方が紹介していたのは、東京五輪の医療スタッフが責任者以外の医師は無報酬である、という日経の記事でした。オリンピックって、そういう運営をすることが国際的なスタンダードなのでしょうか。

ここでJOCのBSやPLがダウンロードできるのですが、必要な人件費が払えないほど財務的に厳しいのであれば、オリンピックを実施するという計画自体にムリがあると考えざるを得ないでしょう。
https://www.joc.or.jp/about/data/

さて、課題です。
第12章「個人と間人」では、ちょうど「やりがい搾取」の事例が紹介されています。

日本の社会は、ムラ的な間人主義に最適化され、そこから「やりがい」を生み出すようになっています。会社に滅私奉公することを「幸福」と感じるサラリーマンの感覚はその典型です。(引用P.226)

こういうしくみでオリンピック運営も進んでいるのかなぁ。
でも、私が一番興味を持ったのは、「世界価値観調査」の57カ国比較です。
「自分の人生をどの程度自由に動かすことができるか」という調査項目で、1位はメキシコ、57位が日本という結果でした。(2010年)

こちらのサイトで実際の調査結果を確認することができます。
http://www.worldvaluessurvey.org/WVSOnline.jsp
http://www.worldvaluessurvey.org/WVSDocumentationWV6.jsp

調査項目は、これ。
V55: How much freedom of choice and control over own life
人生は自分の思い通りに動かすことができるという人もいれば、どんなにやってみても自分の人生は変えられないという人もいます。あなたは、ご自分の人生をどの程度自由に動かすことができると思いますか。「1」は「人生は全く自由にならない」を、また「10」は「人生は全く自由になる」を示すとします。1から10までの数字で当てはまるものを1つお答え下さい。 

みなさんは、どの数値を選ぶのでしょうか。私は、いまなら8か9を選びますが、去年だったら5くらいかもなぁ。
人生の自由度が大きいほど人生に対する満足感は大きくなり、幸福感に結びつくと考えると、10に近い数字を選ぶ人は幸福だと考えられそうですね。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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