本よみました

全てのメディア情報にはバイアスがある

本よみました
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テレビや新聞などのメディアから見聞きする情報を
そのまま信じる人は、どのくらいいるのだろう?
「メディア・バイアス」を読んで、まず疑問に思ったことです。
そして、もし情報をそのまま信じてしまうような人たちがいたら、
「危険な情報もあるから鵜呑みにしないでね」と
伝えるにはどうしたらいいのだろう?ということでした。
ただ恐らく10年以上前と比較すると、メディアからの情報を
鵜呑みにする人の数は確実に少なくなっているはずです。
なぜなら、インターネットなどITC技術の発達により、
個人が無料で手に入れられる情報が桁違いに増えたからです。
インターネットを利用できれば、メディアが発信している情報の裏付けを
自分でとることが容易になりました。
メディアにバイアス(偏り)があることを予備知識として
身につけていれば、ということですけれども。
また著者の松永さんがおっしゃっているように、英語が読めれば
科学論文などの学術的に確かな情報を得ることができます。
(「メディア・リテラシー」P.247)
紹介されていた米国国立医学図書館の論文データベース「PubMed」は
ネット上で誰でも無料で閲覧することができます。
インターネットが使える状況にあり、確かな情報を手に入れる方法を知っていれば
安易なメディアの情報に踊らされることは少なくなるでしょう。
総務省の調査によると、平成23年の人口普及率は約80%。
1997年(平成9年)のインターネット利用者数は1,155万人、人口普及率は9.2%。
2011年(平成23年)のインターネット利用者数は9,610万人、人口普及率は79.1%
今後利用者数が減ることは考えられません。
ただ、世帯の年収が低いところや60歳以上の利用率は低くなっているため、
情報格差は生じています。
インターネットを利用できない人たちが、
メディア情報を鵜呑みにしてしまう人たちだとは言い切れませんが
その危険性はあると思うのです。
世帯年収の低いところで生じている格差への対応としては、
若年層向けでは義務教育の過程でメディア・リテラシー教育を
しっかりと行うことが考えられます。
高齢者層については、世帯年収の高低に関わらず、
メディア・リテラシー教育を行うことが必要でしょう。
例えば市区町村の定期検診などのプログラムに
組み込むなどしても面白いかもしれません。
全ての情報には偏りがあり、それをどう使うか、どうしたいのか、
常に自分で考えて判断していく必要があると著者の松永さんは主張しています。
私は、その判断を行うための基礎知識が情報格差によって
得られない人がいるのではないかということが心配なのです。

コメント

  1. SAYAKA より:

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    誰でもインターネットができる公共スペースがあればいいですね。図書館みたいに。

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