カーネマンの意図したとおり、指定の用語を使って井戸端会議ができた!とホッとしたもんざです。
「ファスト&スロー」の著者は、私たち人間は【早とちり】して【かんちがい】をしやすい生き物だけれど、考え方や行動のクセを理解すれば、組織や社会の中で、それを防いだり、あるいは、早とちりしない方向に誘導することができると教えてくれました。
多くの人がこの本を読んで、会社やカフェで、「システム1が暴走してるよ」「変な数字にアンカリングされてるよ」「標本サイズちっちゃくない?」「それ、後知恵バイアスでしょ」「死亡前死因分析してみたら?」「参照点がズレてない?」などと言う社会になればいいなと思います。
システム2がうまく起動できる「しくみ」を意識的に作ることを考えると、致命的な失敗を防ぐことになりそうです。(今日はすごく気分が良い!だからシステム2が油断するかも!注意しなきゃ、とかね)
■参加者(8名)
1.もんざ たろうさんがファシリを引き受けて下さったおかげで気楽に楽しめた(^^)
2.よしざき。さん 即興でサラリと1章を要約できるスキルがクール!
3.にしやまさん 東京マラソン当選おめでとうございま~す!
4.hiroさん タレブ「反脆さ」からの職人の事例がズバリでした。
5.Ooiさん☆ 本の事例と実体験(プリンタ営業No.1と雪山登山事故)の組み合わせが最強。
6. りんさん 読んでないと言いつつピシッとポイントを押さえたコメント。さすが!
7.たろうさん 相変わらず素晴らしいファシリテーション!
8.Keiさん スーツに「ランニングぞうり」一生忘れられないくらいのインパクト!
読書会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
よろしければ感想をお聞かせください。(所要時間1分)
■2018/9/26フィードバックシート
https://goo.gl/forms/bOC6vU9O2ZvVqa7R2
【もんざの読書会での気づきと行動宣言】
1.幸せは単一ではなく、個々に異なる。他人に惑わされない
2.外国語でシステム2を起動させる
3.死亡前死因分析を活用して楽観とリスク回避のバランスを見極める
↓ちなみにこちら、8月サピエンス全史のときのもの。
「ファスト&スロー」でも全く違和感がないことに驚きました。
1.幸福を定義しないと幸福になれない
2.歴史自体に意図はなく、そこに意味を付加するのは人間の想像力に過ぎない
3.想像力と神話が持つ力を見くびらない(人間は想像力に食われる生き物である)
今月も知識が深まって楽しかったです!
また来月もよろしくお願いします。