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18/8/17 (金)読書会終了

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誰かが答えを知っているわけじゃないのに、それを期待してしまうんだよなぁと思うもんざです。
ご参加いただいた皆さんのミニプレゼンのおかげで、ずいぶんとスッキリ全体の流れを見通すことができました。
ありがとうございます!

昨日の読書会ではホモ・サピエンスの7万年の歴史を90分で辿ってみたわけですが、私がこの本から得た結論は、誰にも未来予測はできないけれど、だからと言って自分で考えることを止めて、それを誰か他の人に任せようとしちゃいけないということでした。

権力者や知識人と呼ばれる人たちは、時代に応じて物語を作り上げて大衆をまとめ上げようとしますが、彼らも「人類すべてが幸福になる未来の地図」を持っているわけではありません。限られた情報しか流通していなかった時代には、可能だった一部の権力者による情報のコントロールと印象操作も今後ますます難しくなるでしょう。

そうした場合に、人類という種族の「良い性質」と「注意が必要な危険な性質」を、どのくらい認識しているかで、状況判断も変化するはずです。
読書会では、著者の強硬な意見に疑問を感じるという声もあり、確かにそうだな、と同意する反面、それがハラリ教授の作戦でもある気もしました。
読者にもっと深く考えさせるために、いろいろな切り口から、でも、ほぼ同一の視点で問題提起がされているように思いました。

読書会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

よろしければ感想をお聞かせください。(所要時間1分)

■2018/8/16フィードバックシート

https://goo.gl/forms/bOC6vU9O2ZvVqa7R2

感想・ご意見は次回の勉強会の前日に、このカウントダウンコラムで共有させていただきます。

【もんざの読書会での気づきと行動宣言】
1.幸福を定義しないと幸福になれない
2.歴史自体に意図はなく、そこに意味を付加するのは人間の想像力に過ぎない
3.想像力と神話が持つ力を見くびらない(人間は想像力に食われる生き物である)

来月9月の読書会も、会場はYahoo RODGE(永田町)を予定しています。

■参加者(5名)
1.もんざ
2.にしやまさん
3.りんさん
4.よしざきさん
5.まるmaruさん

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