痛くないように長く座禅をするコツが分かったかもしれないもんざです。
英語で座禅の方法が解説されているサイトがないかと調べていたところ、
曹洞宗のウェブサイトを発見しました。
英語で書かれたコンテンツが分かりやすくて充実しているなぁ、と驚いていたら、なんと外国人のお坊さんがいらっしゃるのです。
毎月1回、東京グランドホテルで英語で解説する座禅会も実施されています。(無料)
禅を体験してみたい外国人の方にオススメかもしれません。一回行ってみたいと思います。
https://global.sotozen-net.or.jp/eng/temples/foreigner/zen_class.html
Facebookでは、その外国人のお坊さんが英語で説法をして、座禅の方法も教えてくれる動画もアップされていました。その動画で、「座布を上手に使って両膝を床につけるのがコツ」と聴いた瞬間に、「あ!それだ!」となったわけです。
https://www.facebook.com/SotoZenBuddhism.OFFICIAL/
さっそく自室で、丸めたヨガマットを座布代わりに、両膝を床に付ける姿勢になったら、ちゃんと結跏趺坐ができるし、あまり痛みを感じず、呼吸に集中して瞑想できそうな気分になりました。
情報収集って大事ですね!
さて、課題です。「ティール組織」は本編が終わった後にも、付録1~3と、ケン・ウィルバーさんの「本書に寄せて」、嘉村さんの「解説」が続きます。
ケン・ウィルバーって何者なの?と思って調べたら、1949年生まれのアメリカの現代思想家とのこと。本編よりも、この文章の方が、様々な知識の前提条件を必要とするため読みにくいと感じましたが理由が分かりました。著者のラルーさんは、ウィルバーさんの「インテグラル理論」を相当かみ砕いて分かりやすく私たちに提示してくれているようです。
(ウィルバーさんの代表作「万物の歴史」は翻訳本が図書館にあったので、そのうち読んでみようと思っています)
ここに書かれていた内容で、印象に残ったのは「階層構造」と「支配的な階層構造」を区別して考える必要があるということでした。「階層」という言葉を見ると、私は無意識にピラミッド型の支配的な構造をイメージし、階層を作らないほうが良い、と早とちりしていました。しかし、支配的でない階層は必要だし有用です。
そこから、私に新しいイメージが導き出されました。黒い漆が何層にも塗り重ねられた美しいお椀です。すべての層が重ねられて、全体の美と調和がもたらされるのであり、一番最初の層が最も重要とか、一番最後に塗られた層が一番偉い、などというものではない。お椀という存在の目的のために、材料の選定から削り出し、研磨、塗りの肯定まで全てが調和しなければなりません。
著者は、進化型(ティール)組織は生命を持った有機体のようであると言っているので、モノに例えるのはズレているのかもしれませんが、私のイメージでは、なぜか黒塗りのお椀だったんですよね。
自分でも良く理由が分からないので、もうちょっと考えてみようと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。