9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム課題図書

17/09/02(土)読書会まで12日

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
この記事は約2分で読めます。

悲恋というテーマは国や人種、年代を超えて普遍なんだな、と思うもんざです。

「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」という文楽を国立劇場で観劇しました。
http://amzn.to/2ww8uok

朝顔という高貴な女性が波瀾万丈を乗り越えて一目惚れした文武両道な武士を愛し抜くという物語です。
1832年に初演されてから、185年間も語り継がれ、人の心を惹きつけるのは、
なぜなんだろうな、と考えてみました。

今年になってから、「モンテクリスト伯」「カンディード」「カラマーゾフの兄弟」などを読んでいるのですが、
どの作品も強い恋心が登場人物を翻弄し、事件が起こります。

読み手は、その世界を一緒に味わうわけです。
今回、初めて文楽を劇場でみたのですが、人間国宝といわれる三味線の演奏者、人形に見事に命を吹き込んでいる遣い手、観客を瞬時にストーリーに引き込む舞台美術、すべてに驚き、約4時間の上演時間が、瞬く間に過ぎました。

さて、課題です。
「生写朝顔話」の中で、主人公の朝顔は、喜びや悲しみ、恐怖を表現しますが、怒りは表しません。
彼女の乳母浅香は、主人の朝顔を傷つけようとする者が現れると、彼女に代わって怒りを表し敵に向かっていきます。
私は、主人公の朝顔よりも浅香の逞しさに惹かれるんです。

アサーションの話題にも繋がるのですが、自然に喜怒哀楽を表現できる人に憧れるんです。
自分が怒りをため込んで表面を取り繕うタイプであることに課題を感じているからでしょう。

「アサーショントレーニング」を再読していたら、本を購入して初めて読んだばかりの頃よりは自分が成長できているような気がしましたが、この本は定期的に読み返すべきだな、という気づきもありました。

そのあたりは、また明日にでも。それでは、おやすみなさい。よい夢を!

タイトルとURLをコピーしました