読書会(勉強会)カウントダウンコラム課題図書

17/09/03(日)読書会まで11日

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悩む資格がない、という回答に痺れたもんざです。

朝日新聞に「悩みのるつぼ」というお悩み相談コーナーがあり、
読者から寄せられたお悩みについて、著名人が誌上で回答します。
現在、私は新聞は購読していないのですが、回答者の一人である
岡田斗司夫さんの無料メールマガジンを購読しているので、
今回の質問と回答を読むことができました。

8月12日に掲載されたのは、22歳の女性の質問でした。父母、
知的障害を持つ兄を持つ彼女は、母が兄と心中したい、
と言い出したことで苦しんでいました。父母に何かあったら、
自宅で兄の面倒を見て欲しい、ということも母から懇願されていて辛いそうです。

いったい、こんな相談に私だったらどんな回答ができるのだろう、
と少し考え込みましたが私自身だったら、ただ話を聴くぐらいしかできないなぁ
という結論です。
ただ岡田さんは、私の狭い視野を広げてくれる非常に明快な回答を提示しています。

・自分の能力以上の約束はするな
・22歳で寮生活の人には財力がなく深刻な状況を引き受けるのは無理(悩む資格なし)
・娘を本当に大事にする親は黙って自殺する(だからこの母は脅してるだけ)
・時間を稼ぎ、問題から逃げるか解決できる実力を身につけるかを選べ

出典「岡田斗司夫の毎日メルマガ」2017年8月30日発行分
http://www.mag2.com/m/0001148694.html

岡田さんの回答を読んだ瞬間に、きっとこの女性が深刻な悩みが
少し軽減されるだろうと思って、安心しました。

「悩むにも資格が必要」という表現は、すごく私の心に響きました。
私自身も、悩む資格がないのに、悩んで疲弊していた頃があったことを思い出しました。

さて、課題です。
人生相談によせられるお悩みのいくつかは、アサーション・トレーニングを学ぶことで、
かなり解消されるのではないでしょうか。

■ 改訂版アサーション・トレーニング
さわやかな〈自己表現〉のために
平木典子 (著)
http://amzn.to/2w3OE3O

先月8月は、「言葉の力」というテーマで書くことや話すことについて、
考えを深めたのですが、今月9月の「負の感情と向き合う」
というテーマにも繋がるところが大きいのです。

結局のところ、自分や相手の感情、その時の状況などの抽象的なことを、
ある程度、具体的に言語化する力がないと、問題として捉えることも、
解決方法を探ることも難しくなってくるからです。

この事実を再認識することができたのも、とても良かったな、と思います。
さて、そろそろトレーニングに行ってきます!
また明日もよろしくお願いします。

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