初めて文楽を見るので、予習しているもんざです。
16世紀末に大坂で生まれた人形浄瑠璃(文楽)は1955年に国の重要無形文化財に指定されています。
なぜか今年は、能や狂言を見たり、古典文学を身近に感じることが多いのです。
何百年も語り継がれる物語に触れると、人を愛することや、憎むこと、
怒りや哀しみなどの感情が、時代を経ても、さほど変わらないことに驚きます。
江戸時代の人たちと全く同じ感性で文楽を見ることはできないでしょうけれど、
あらすじや、時代背景の知識を少しインプットしておくと、
少しは、そこに近づけるような気がしています。
さて、課題です。
「「怒り」のマネジメント術」に目を通しました。
■「怒り」のマネジメント術
安藤俊介 (著)
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最も印象に残ったのは、怒りやすい「時間」「場所」「出来事」を避ける、
という項目でした。
もともと私は外に向かって怒りを発散できるタイプではなく、
自分の怒りを怒りを無意識にため込んでストレスを作ってしまうタイプです。
疲れていたり、寝不足だったり、空腹だったり、
そういうマイナスな状況が重なるとイライラすることもあります。
先日、あるクリニックを受診する時に非常に具体的な問診票を作成して持参したのですが、
そこには、「その症状はどのような時に悪くなりますか(季節、天候、時間帯、その他)」という質問がありました。
file:///C:/Users/Andorinha/Downloads/kampo.pdf
実際に、問診票を作成しながら、考えをまとめて文字にしてみると、
そうか、こういう状況の時には用心しなければいけないのだ、と認識を新たにすることができたのです。
怒りは病気ではありませんが、ネガティブな感情を理解したいと考えた場合には、
どのような状況で、そのような感情が生まれたのかを記録しておくことは意味あると実感しました。
私は日記を書いているので、良いことも悪いことも文字にすることで消化しようとしている部分があるかもしれません。
みなさんはいかがでしょうか。
それでは明日もどうぞよろしくお願いします。