読書会(勉強会)カウントダウンコラム

17/08/07(月)読書会まで3日

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読書会(勉強会)
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「うんこ漢字ドリル」の発想って、作文の練習にも転換できるんじゃないかと思うもんざです。

電車内の広告をみて、ふと思いました。

グリムみたいな残酷童話とか、日本むかし話のホラ話(笑い話)とか、ホラーや怪談など、びっくりどっきりするお話って、創作しようと思ったら、かなり大変そう。でも、そういうお話って、何百年も国を超えて語り継がれています。

色々な文章パーツをバラバラに用意して置いて、それを並べ変えて物語を作る教材とか、楽しそう。結末は自分で好きなように作れる、ただし決められた単語や文法を含めること、みたいなルールつきで。

さて。課題です。「読む心・書く心」に、こんな練習問題がありました。
(引用P.88)

「あいさつ」
さんぽを しながら しっぽに よびかける
「おおい げんきかあ」
すると むこうの くさむらから
しっぽが ハキハキ へんじをする
「げんき ぴんぴん」
ぼくは あんしんして
さんぽを つづける
(工藤直子「のはらうた」より)

あいさつをしている生き物は何でしょうか。
またその生き物と判断した根拠はどこにありますか。

工藤さんの詩集「のはらうた」は小学生に人気があり、私も大好きなのですが、こういう楽しみ方もあるんですね。
論説や説明の文章だけでなく、詩でも妥当な推論ができるかどうかの判断ができるわけです。
多様な解釈なのか、それとも誤った解釈なのか、そこが判断できると文章を書くときにも役立つわけです。

◎読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)
秋田 喜代美 (著)

ちなみに、この詩は「へびいちのすけ」君の作品という体裁になっているそうです。
それでは明日もどうぞよろしくお願いします。

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