会社の予備プロジェクターを持ち帰りホームシアターっぽく映画を見たもんざです。
見たい映画があったので、中古のブルーレイディスクを購入しました。
当初はノートPCで見ようと安易に考えていたのです。
でも、すぐに、宗教的かつ哲学的な内容の映画を15.6インチモニターで149分見るのは厳しいと気づきました。
せっかく買ったのに、このままでは見られないぞ…どうしよう?
大きいTVを持っている友人宅にお邪魔して見せてもらおうか?
でも、このマニアックすぎる映画の内容じゃ、一緒に見ようと頼みづらいし。
私も、この映画は1人でゆっくり見たいしなぁ。
色々と迷っていると、ふと、会社のプロジェクターを借りたら大画面で見られることに気づきました。
HDMIケーブルでノートPCとプロジェクターを繋ぎ、カーテンを閉めて、画像を白い壁に投影していたら、だんだん気分が盛り上がってきました。
このアイデアは悪くなかったのです。ちゃんと最後まで飽きずに見られましたから。
ただ問題点が2つありました。
1つはプロジェクターが古くてモーター音が大きすぎること。
もう一つはプロジェクターから出る音質が悪すぎたことです。
これまで自宅で大画面で映画を見たいと思うことなど、全くなかったので仕方がないのですが、困っている時ってアイデアが浮かぶものですね。
いきおいで中古DVDをもう一本買ってしまったのですが、まぁこれはドキュメンタリーだしノートPCでも、見られるはずです。
壁に画像を投影していたら、私が子どもの頃に8mmフィルムを家族で見ていたことを思い出しました。使われていたのは1970~80年初め頃でしょうか。
アナログフィルムのテープが回るカラカラという音は全くノイズだと感じず、むしろ心地よいリズムだったような記憶があるのは、8mmフィルムが無音だったからかな。
さて。課題です。
ハイアウトプットマネジメントの284頁を読み思わず「うわ。かっこいい!」と言っちゃいました。長いけど、引用します。
—-ここから引用—-
私はある部下に事態を私の見方で見るようにと一生懸命説得を試みた。彼は容易に私と同調しようとはしなかった。そして最後にこう言った。「グローブさん、私を説得しようとしても無理ですよ。それよりも、どうして私を説き伏せようと意地を張るんですか。私はすでにあなたの言うとおりにしますと答えているんですから」。私は黙ってしまった。困惑した。なぜだかわからなかった。ずいぶん時間が経ってから分かったのだが、★【私が言い張ったのは事業の運営にほとんど無関係のことで、単に自分の気分を良くするためだった】★。
—-ここまで引用—-
引用:「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」
アンドリュー・S・グローブ (著), 小林 薫 (翻訳)
http://amzn.to/2tIxozt
★これを読んだ瞬間に、序文に書かれていた内容もスーッと腹落ちして、私のなかで、著者に対する信頼感がググッとアップしました。客観的に自分の行動や思考を判断するのは、やはり時間がかかるし難しいことなんですね。
それでは明日もよろしくお願いします。