こんな本を中学の教科書に選んでくれていたら、歴史や科学をもっと楽しく学べただろうに、と思ったもんざです。
人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫) 文庫 – 2014/10/28
ビル ブライソン (著), Bill Bryson (原著), 楡井 浩一 (翻訳)
なに繋がりで読み始めたのか忘れたのですが、この本です。
私は図書館で2006年に日本放送出版協会から出されたハードカバーを借りました。
A Short History of Nearly Everything 1 , Kindle版
Bill Bryson (著)
A Short History of Nearly Everything
– Written by: Bill Bryson
– Narrated by: Richard Matthews
– Length: 17 hrs and 48 mins
日本語ではKindle版はないのですが、英語はKindle版とオーディブルもありました。
全30章を1頁目から丹念に読む必要はありません。もちろん、そうしていただいても良いのです。
でも、私は図書館の貸出カウンターで、予約したこの本を手渡された時に、確実にギョッとした顔をしてたと思うんです。
だってハードカバーで600頁以上厚さ5センチの本を手にして、「こんなに分厚い本だったんだ(汗)」と読めるかどうか不安になったからです。
もともと歴史や科学が好きな人なら、全く問題ないのでしょうが、私はその分野には苦手意識があるし、正直言うと、これは読まずに返却する可能性があるな、って考えていました。
でもね、目次をみて、面白そうだな、と思うところから読み始めたら、かなり楽しめました。
10章 鉛を取り出す(鉛が有害だと知りつつ産業利用した化学者と企業の欲と嘘)
23章 存在の豊かさ(生物や植物の分類を体系化した人物の裏話)
25章 ダーウィン独自の概念(ダーウィンの苦悩と悲劇)
楡井さんの翻訳も非常に読みやすくて、原著のユーモアを日本語でも充分に伝えてくれているように思いました。
(英語版を読んでないので単なる推測ですけれども)
さて、課題です。
実は、課題本を「ハイアウトプット」にしたのですが、もう一冊、こっちも捨てがたいなと迷っていた本があります。
■How Google Works Kindle版
エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著), アラン・イーグル (著), ラリー・ペイジ (著)
この本の138~188頁に人材に関する記述があり、個人的にグサッと刺さる言葉もあったのですが、今回はちょっと長くなったので続きは明日にしますね。
では引き続き明日もよろしくお願いします。