売って良いものもあれば、悪いものもあると思うけど、その判断も容易じゃないと思うもんざです。
統計的に全体をみると、世界はちょっぴりだけ去年より平和になっているそうです。
この記事を読みました。
Global Peace Index 2017: World 0.28% more peaceful than last year
調査結果がダウンロードできたので、日本の順位も確認してみました。
今年で11年目を迎える平和指標の調査で、日本は昨年からワンランク下がってアイルランドと同率で総合10位でした。ちなみに一位はアイスランドで、なんと2008年からずっと上位をキープしてます。
そして最も平和でない国は今年もシリアでした(5年連続)。
この格差は何が原因なの?どんな問題がシリアで起こっているの?
気になったので、改めて調べると、こちらの記事が非常に分かりやすかったです。
◎これでわかる!「シリア内戦」の全貌〜そして「イスラーム国」が台頭した絶望が世界を覆い尽くす前に/末近 浩太
独裁政治⇒内戦⇒代理戦争⇒IS跋扈
簡単にいうと、こんな流れで、シリア国内は荒れまくり、難民でまくり状態。
結局、どこに問題があるんだ?って考えたとき、私の怒りポイントは武器商人に向かうんです。
アサドさんの独裁がひどかったのかもしれないけど、内戦になったときに、反政府勢力に外国から武器を売りつけた商人とか、ほんとに許せないと思います。
自分さえ儲かりゃいいのか?って。それはあんまりじゃないかと。
マーケティングの理論から言えば、顧客が欲しがっているから売ったんだ、それの何がいけない?といわれるでしょう。合法なのかもしれません。
でもね。納得できないんですよね、私には。
私たちの社会って、ほんとに他者の犠牲の上にしか成り立たないのだろうかって、改めて考え込んでいます。
◎The Ones Who Walk Away from Omelas by Ursula K. Le Guin.
私はル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」というこの寓話を折に触れて読み返しているんですけれど、読むたびにため息ばかりついています。
それでは明日もどうぞよろしくお願いします。