同じ内容でも表現が違うと伝わり度合いが全く違うことに気づいたもんざです。
月初の金曜日にはいつもカポエイラの練習試合のようなものがあります。私は毎回、ふりかえりのために動画を撮影して、それをメンバー同士で共有しています。
先月から新しくメンバーになった女性の試合中の動作で少し不自然なところがあったので、機会があったら、彼女に直接話そうと考えていたところ、ちょうど良く思い出すタイミングがありました。
私「あ、そうだ。気になってたんだけど、手の動きが、なんか変だよ。フワフワ、ヒラヒラしてる感じで」
彼女「そうなんです。以前にも指摘されたんですけど、握り拳を作ってはいけないと言われたような。どうすれば。。。」
先生「私も以前は手を開いていたけど、突き指をすることが多くて危なかったから、軽く握り拳を作る形にしているよ」
私と先生の伝えたいことは同じなのですが、アプローチが全く違うし、相手への伝わり度合いも違うと感じました。私はただ思いつきで話しているだけ。先生は、まず彼女の共感を得て、納得する理由を伝え、改善策をアドバイス。たぶん先生は無意識に話しているのでしょうが、横で聞いていた私は自分のダメさ加減にうなだれました。無責任に言いっ放しにするクセを止めなきゃなぁ。
さて課題です。投資に関する情報も、知識や経験があるだけで「無責任に言いっ放し」みたいな情報があります。こちら側に知識や経験がなかったら、そんな情報に惑わされてしまいますよね。でも、信じるべきは、「そのアドバイスが自分に役立つ、信頼でき、かつ実践できる情報なのか」という点ではないでしょうか。
そのためには、最低限の「金融リテラシー」を身につけることは必須です。
・金融の役割について直感的に理解できる
・リスクとリターンの関係を理解できる
・金融商品の情報を正しく入手できる
⇒そこからコストを見抜ける
⇒そこからリスクを見抜ける
⇒期待リターンを計量できる
☆自分に合ったポートフォリオを作れる(総合的な判断力)
「お金は銀行に預けるな」(P.34)の第一章に具体的に必要な能力が書かれております。
とはいえ、これを見て「わぉ。なるほどね!かんたん♪」ってスルッとできてたら苦労しません。
これを身につけるには時間もお金も学ぶために投資する必要があります。
「ランダムウォーカー」の第14章「ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ」(P.432)では、タイプ別の投資方法が書かれているので面白いですよ。私のように、「あんまりお金のことは考えたくないんだよ」というタイプも、「自分でがっつりポートフォリオを組みたいぜ!」というガッツがある方もフォローされております。
実行するかどうかは自分次第ですけれどもね。結局のところ、私の最短距離は、回り道なようですが、金融リテラシーを身につけることなのかも。。。しかし興味が。。。どうしても。。。持続しないのだ(涙)
ではまた明日もよろしくお願いします。