27歳のマルクスと25歳のエンゲルスなんて、想像もできなかったもんざです。
先日、岩波ホールで「マルクス・エンゲルス」という映画を見てきました。
たまたま時間があったので、ふらりと見に行ったのですが、平日16時からの上映なのに、220の座席がほぼ埋まっている状況に驚きました。私の見た限りですが、客層は、私も含めて髪の白い方の比率が高く、男女比は4:1くらいだったかな。
産業革命後、1840年代のドイツ、フランス、イギリスに2時間だけタイムスリップできました。
さて第83回池袋読書会の2週間前になりました。
本日からカウントダウンを開始します。
現在のお申し込みは私を含め、3名です。
よろしくお願いいたします。
■参加者(3名)
1. もんざ
2. にしやまさん
3. maruさん
■読書会の目的
1)GIVEの力をつける
2)つながりを楽しむ
3)読書を楽しむ
読書会までにこちらの2点を
Facebookのグループに投稿しましょう。
(1)自己紹介(参加目的を含めて)
(2)進捗状況
池袋読書会6月の課題本は「生産性」です。
▼課題本
◎生産性 Kindle版
伊賀 泰代 (著)
https://amzn.to/2ImeOYL
課題ワーク:
・あなたは自分の「生産性」が高いと思いますか→YES,NOで答えてください
・その理由を教えて下さい
・課題本を読んで感じたことを共有してください
関連情報:
・2016年日本の時間当たり労働生産性は46.0ドルで、OECD加盟35ヵ国中20位
https://www.jpc-net.jp/intl_comparison/
・2013-10-15「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻/Chikirinの日記
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20131015
18世紀のヨーロッパで紡績工場などを経営していた資本家たちは、彼らの考える「生産性」を向上させるために、労働者を不当に搾取していました。(3日3晩ぶっ続けで働かせるとか、幼い子どもを働かせるとか、疲労で居眠りして機械で指3本切断した人に自己責任っていうとか)
持てるもの(資本家)と持たざるもの(労働者)の格差と不平等が、社会に怒りを充満させていく様子が映画「マルクス・エンゲルス」を見ていて少しだけ体感できました。
でも同時に、ふと「これって、昔はひどかったんだなぁ、って話じゃないよね。国や地域によっては、全く過去の話なんかじゃないんだよなぁ」って思いました。2016年にインドの紡績工場を撮影したドキュメンタリー映画を見たことがあるのですが、経営者と労働者の対立構造が「マルクス・エンゲルス」で描かれた状況とそっくりだったことにも驚きました。
インドほど分かりやすい不平等ではなくても、過労死する人を生み出してしまう日本だって、何か変ですよね。
課題本の著者である伊賀さんは、日本人は、生産性を「量から質」に転換するべきだと説きます。
このあたりも、読書会で深掘りできるといいなーと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
それでは、明日もどうぞよろしくお願いします。