サクッと解決するじゃないか!と思ったもんざです。
うまく行かないことや行き詰っていることを放置していることってありませんか。
私はあります。
しかし自分の問題は手付かずのままですが、昨日は他人の問題の解決を手助けしました。
約一時間の間に二人のお困りごとを解決できました。
でも私自身はまったく難しいことはしておりません。
彼らの問題を解決してくれそうなITの専門家に連絡しただけ。
「〇〇さんが〇〇で困っているので助けてあげて」
Viberメッセージを送ったり、直接会って話を少ししたくらい。
彼らの問題解決へのボトルネックは何だったんだろう。
私の困りごとも、解決を橋渡しをしてくれる人を見つける必要がありそうです。
進捗報告
わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。
「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著 https://amzn.to/461ZPwr
最後まで読んでみて、特にハッとしたのが第三章「歴史はなぜ人びとを分断するのかー記憶と忘却」です。
この読書会で4月に共有した柴田直治「ルポフィリピンの民主主義」を思い出しました。
フィリピンの現大統領はかつて戒厳令を引いた人権侵害を独裁政治と不正蓄財を行い、蜂起した国民を恐れ国外逃亡したマルコスの息子です。
2022年の大統領選で、父マルコスの負のイメージを払拭するために大量の偽情報を流して当選しています。
引用「記憶に留めるのでもなく、忘却するのでもなく、歴史に対して私たちはどのように振る舞えばよいのかーそのあり方について、哲学者ポール・リクールは「公正」であることの必要性を説いている」(第三章 歴史はなぜ人びとを分断するのか)
引用「しかし、とリクールは続ける。「共同体の記憶が、他の共同体の苦しみに対して目をつむり、耳を貸さなくなるほどに自分自身の苦しみに退き、閉じこもるとき」、歴史は歴史であることを止めてしまう、と。」(第三章 歴史はなぜ人びとを分断するのか)
それは分かるけれども、結局のところ、権力者によって教科書の内容も書き換えられてしまった場合には、一般市民は、ひっそりと事実を語り継ぐしかないのかなと思えてきますね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(4名)
- もんざ「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著 https://amzn.to/461ZPwr
- じょあんなさん「How to Kill Men and Get Away With It: A deliciously dark, hilariously twisted debut psychological thriller, about friendship, love and murder」 (Kitty Collins Book 1) Katy Brent (著) https://amzn.to/4gmbA4h
- 黒猫のミッツさん「ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理」 講談社現代新書 近藤 大介 (著) https://amzn.to/46h7YNE
- にしやまさん「第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~」 (光文社)マルコム・グラッドウェル (著), 沢田 博 (翻訳), 阿部 尚美 (翻訳) https://amzn.to/4pzI2o9
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共有予定の本
移民への憎悪、個人化するテロリズム、伸張する権威主義。リベラリズムが崩壊し、怒りの政治が展開する現在、その底流を抉り出す。
「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著
英国で 15万部超の 大ヒットを記録!ケイティ・ブレントの『男を殺して逃げ切る方法』。著者は英国のジャーナリストで、本書が小説デビュー作。
「How to Kill Men and Get Away With It: A deliciously dark, hilariously twisted debut psychological thriller, about friendship, love and murder」 (Kitty Collins Book 1) Katy Brent (著)
中国人は何を考え、どう行動するのか?
「ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理」 講談社現代新書 近藤 大介 (著)
日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。
一瞬のうちに「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたりしたことはないだろうか? これが心理学でいう「適応性無意識」である。なぜ、様々な科学的検査で本物と鑑定された古代ギリシャ彫刻を、何人かは見た瞬間に贋作だと見抜けたのか? あるベテランのテニスコーチはいかにして、選手のサーブ直前にダブルフォールトになることを見抜いているのか? 多くの実験や取材から、「ひらめき」の力の謎に迫る!
「第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~」 (光文社)マルコム・グラッドウェル (著), 沢田 博 (翻訳), 阿部 尚美 (翻訳)
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