過信しすぎだなと思ったもんざです。
年に4回ふりかえり会を行っているのですが、第3四半期の日程がなぜか脳内から消えていました。
Googleカレンダーに入れたつもりで忘れているし、困ったものです。
最近、知人が手帳に書いていたのに大事な予定を忘れていた!と困惑していた様子をみて同情していましたが他人事じゃなかった。。。
たぶん年々こういうことが増えていくのだろうから、心して対策を考えておかなければいけませんね。
進捗報告
わたしが今月みなさんと共有するのは、こちらです。
「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著 https://amzn.to/461ZPwr
今回は第三章「歴史はなぜ人びとを分断するのか—記憶と忘却」から印象に残ったところを共有します。
通常、私たちは学校で習った歴史を信じます。
記憶力がさほど良くないため、学生時代の私は、歴史は暗記科目なので苦手でした。
でも大人になって歴史を学び直すと、各国によって歴史が異なることが分かって、ずいぶん苦手意識が薄れました。
同じ歴史物語を共有することで共同体のつながりが強化されるという社会的な意味にも気づけました。
引用「つまり、歴史とは「事実」の集積というより、特定の共同体で集合的に「作られていく」ものなのだ。(中略)歴史的な文化は、時代の要請に従って再編される。」
引用「歴史とは作り上げられるもの、誤解を恐れずにいえば「フェイク」であるからこそ、それは称賛や恣意的な操作の対象となる。歴史が、捏造されるような記憶を伴わず、事実だけに基づくのであれば、それは多くの人びとに想像されたり、教訓を与えたりするようなものとはなり得ない。」
引用「ヘイトクライムはマジョリティによるマイノリティへの抑圧や差別意識だけによるものではない。それは個々人のアイデンティティの供給源となっている歴史への想像の違いから生まれているのだ」
そういえば、苦手ではあったけれども、学生時代から、私は日本史よりも世界史のほうが面白いと感じていたことも思い出しました。
全体を俯瞰する視点が手に入れられるのは、視野が広がる感じがしますよね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著 https://amzn.to/461ZPwr
- じょあんなさん「How to Kill Men and Get Away With It: A deliciously dark, hilariously twisted debut psychological thriller, about friendship, love and murder」 (Kitty Collins Book 1) Katy Brent (著) https://amzn.to/4gmbA4h
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共有予定の本
移民への憎悪、個人化するテロリズム、伸張する権威主義。リベラリズムが崩壊し、怒りの政治が展開する現在、その底流を抉り出す。
「アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治」講談社現代新書 吉田徹著
英国で 15万部超の 大ヒットを記録!ケイティ・ブレントの『男を殺して逃げ切る方法』。著者は英国のジャーナリストで、本書が小説デビュー作。
「How to Kill Men and Get Away With It: A deliciously dark, hilariously twisted debut psychological thriller, about friendship, love and murder」 (Kitty Collins Book 1) Katy Brent (著)
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